柳田は用具室のドアを閉めた瞬間、胸の奥で熱いものが爆ぜるのを感じた。
香織の背中がロッカーに押しつけられたとき、彼女の瞳がわずかに揺れた。あの大きな瞳が、恐怖と何か別の感情で濡れているのを見た瞬間、柳田の下腹部に鈍い疼きが走った。
(……可愛いな、香織ちゃん)
普段は生徒たちに囲まれ、教師らしい顔を保っているが、今はこの狭い空間に、ただの男として立っている。
四十を過ぎた身体はもう若くない。腹は少し出、髪は薄くなり始めている。
でも、そんな自分が今、こんな若い娘の身体に触れられる。
その事実に、柳田の息が荒くなる。
彼女の手首を片手でまとめて掴んだ感触。
細くて、柔らかくて、でも抵抗する力が意外に強い。
その微かな抵抗が、逆に柳田の欲望を煽った。
「香織ちゃんってさ、いつもちゃんと胸を張って歩いてるよな」
言葉を吐きながら、視線をブラウスの胸元に落とす。
夏服の薄い生地越しに、ブラジャーのレースの模様が透けている。
乳房の形が、はっきりと浮かび上がっている。
歩くたびに揺れるあの膨らみを、部活のグラウンドから何度も盗み見ていた。
指をブラウスのボタンにかけ、一つずつ外していく。
香織の息が浅くなるのがわかる。
胸が上下するたび、乳房が布地を押し上げ、谷間が深くなる。
ピンクのレースブラが露わになった瞬間、柳田の喉が鳴った。
(……こんな綺麗な下着、誰に見せるつもりで着けてるんだ?)
太い指で、ブラのカップをずらす。
ぷるんと零れ落ちるように現れた乳房。
乳首はすでに硬く尖っていて、淡い桜色をしている。
柳田は我慢できず、親指でその先端を軽く弾いた。
香織の身体がびくんと震える。
「ん……っ」
小さな声。
拒絶の声のはずなのに、柳田の耳には甘く響いた。
(感じてる……絶対、感じてるんだ)
彼はもう片方の手で香織の腰を引き寄せた。
スカート越しに、柔らかいヒップの感触。
指を食い込ませるように揉むと、彼女の腰がわずかに引ける。
でも、逃げ切れない距離。
首筋に唇を寄せ、舌を這わせる。
汗とシャンプーの匂い。
若い女の匂い。
柳田の股間が、ズボンの中で痛いほど硬くなった。
(この身体……全部、俺のものにしたい)
頭の中で、妄想が膨らむ。
香織を床に押し倒し、スカートを捲り上げ、ショーツをずらして、濡れた秘部を指で広げる。
彼女の喘ぎ声を聞きながら、ゆっくりと自分のものを沈めていく。
きつく締めつける内壁に、腰を打ちつけるたび、彼女が自分の名前を呼ぶ。
『先生……っ』
その幻聴のような想像だけで、柳田の息がさらに荒くなる。
だが、その瞬間——
ガチャリ。
ドアが開いた。
後輩の声。
柳田は舌打ちをし、慌てて香織から手を離した。
何事もなかったかのように振る舞うが、心臓が激しく鳴っている。
股間の膨らみを隠すように身体をずらし、香織に背を向ける。
「いやー、ちょうど片付け終わったところだよ。香織も疲れただろ、早く帰りなさい」
香織が無言で出て行くのを、横目で見送る。
ドアが閉まった瞬間、柳田は壁に凭れ、深く息を吐いた。
(……くそっ、惜しかった)
下腹部の疼きが収まらない。
ズボンの前を押さえながら、用具室の隅に置かれた古い椅子に腰を下ろす。
目を閉じると、香織の乳房の感触が蘇る。
硬くなった乳首の感触。
腰の細さ。
太ももの柔らかさ。
柳田はズボンのファスナーを下ろし、自分のものを取り出した。
すでに先端から透明な液が滲んでいる。
ゆっくりと手を動かし始める。
(香織ちゃん……お前の身体、こんなに熱かったんだな)
想像の中で、彼女はもう抵抗をやめている。
脚を開き、柳田の腰を受け入れる。
熱い蜜に包まれながら、甘い声を上げる。
『先生……もっと、深く……』
その幻の声に、柳田の手の動きが速くなる。
「あ……香織……っ」
低い呻き声とともに、熱いものが迸った。
椅子の上で身体を震わせ、荒い息を繰り返す。
……終わった後も、疼きは消えない。
柳田はティッシュで後始末をしながら、唇を歪めた。
明日、また部活がある。
香織はまた、用具室に来るかもしれない。
(次は……絶対に、逃がさない)
彼は立ち上がり、用具室の鍵をしっかりと閉めた。
夕暮れの校舎に、柳田の影が長く伸びていた。
その影の中には、抑えきれない欲望が、静かに、しかし確実に膨張し続けていた。
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