香織はベッドに横たわったまま、目を閉じても柳田の顔が消えなかった。
薄暗い部屋の中、シーツの冷たさが背中に染みるのに、下腹部だけが熱く疼き続けている。
さっきの自慰の余韻が、まだ指先に残っていた。
ぬるぬるとした蜜の感触が、指を離しても離れず、まるで柳田の舌がそこに残っているかのように。
(……先生の舌、どんな味がするんだろう)
そんな考えが頭をよぎった瞬間、香織は自分の頬が熱くなるのを感じた。
恥ずかしさで胸が締めつけられるのに、同時に乳首がびくりと反応して、ブラジャーのレースが擦れるだけで甘い痺れが走る。
彼女はゆっくりと両手を胸に這わせた。
今度は、わざとゆっくり。
指先でブラジャーの縁をなぞり、カップの下から乳房をそっと持ち上げるようにする。
重みのある柔肉が掌に沈み込み、指の間から溢れる。
乳首はすでに痛いほど硬く尖っていて、布越しに軽く弾くと、電流のような快感が背骨を駆け上がった。
「ん……っ」
小さな声が漏れる。
香織は慌てて唇を噛んだが、もう抑えきれない。
ブラジャーのホックを外し、胸を完全に解放する。
露わになった乳房は、夕暮れの薄明かりに淡く照らされ、汗でわずかに光っている。
乳輪の縁が、ぷっくりと膨らんで、乳首の先端は赤く充血していた。
彼女は両手で乳房を強く掴んだ。
指が柔肉に食い込むほどに。
痛みが、快感に変わる瞬間、柳田の太い指を想像してしまう。
(先生の手なら……もっと乱暴に、もっと深く……)
想像の中で、柳田がベッドに覆い被さってくる。
息が耳にかかる。
脂ぎった声で囁く。
『香織ちゃんのここ、こんなに硬くして……俺に見られて、感じてるんだろ?』
その言葉に、香織の身体がびくんと跳ねた。
片手で乳首を強く摘まみ、もう片方の手はスカートの下へ。
ショーツはもう、びしょ濡れで股間に張りついている。
布越しに秘部を押さえるだけで、熱い蜜が指先に染み出してくる。
「はぁ……っ」
香織はショーツをずらし、直接花弁に触れた。
クリトリスは腫れ上がって、触れるだけで腰が浮くほど敏感。
中指と薬指を揃えて、ゆっくりと秘裂に沈める。
熱く、柔らかい内壁が指を優しく、しかし貪欲に締めつける。
くちゅ……くちゅ……。
卑猥な水音が部屋に響く。
香織は腰を浮かせ、指を深くまで押し込んだ。
奥の、敏感な一点を指の腹で強く押す。
「あ……そこ……っ」
声が震える。
もう、柳田の幻が頭の中を支配している。
想像の中の柳田が、香織の太ももを大きく開かせる。
濡れた秘部を、じっくりと眺めながら、太い指を一本、また一本と沈めていく。
『お前のここ、俺の指でこんなにぐちゃぐちゃになって……可愛いな』
その言葉を思い浮かべた瞬間、香織の指の動きが激しくなった。
奥を掻き回すように。
親指でクリトリスを強く擦りながら、腰を激しく振る。
「先生……っ、だめ……もっと……」
言葉が、拒絶から懇願に変わっていく。
自分でも信じられない。
嫌いなはずの男の名前を、こんなに甘く呼んでいる。
乳首を強く抓む。
痛みが、快感の頂点を引き上げる。
秘部がきゅうきゅうと収縮し、指を締めつける。
「あっ……イク……先生のせいで……っ!」
全身が激しく痙攣した。
熱い波が下腹部から全身を駆け抜け、蜜が太ももを伝ってシーツに大きな染みを作る。
香織は背中を反らし、ベッドの上で身体を震わせ続けた。
……はぁ、はぁ、はぁ。
絶頂の余韻が引いても、胸の奥の熱は消えない。
むしろ、もっと深く、もっと濃く燃え始めている。
香織はゆっくりと指を引き抜いた。
愛液にまみれた指を、唇に近づける。
自分の匂いと味を、確かめるように舌先で舐めた。
(……こんなに、淫らな味……)
涙が一筋、頬を伝う。
でも、唇はわずかに微笑んでいる。
明日、学校で柳田先生に会う。
あのねっとりした視線に、晒される。
用具室で、また二人きりになったら——
私は、逃げるだろうか。
それとも、自分から脚を開いてしまうのだろうか。
香織はシーツに顔を埋め、震える息を繰り返した。
身体の奥底で、熱い何かが、静かに、しかし確実に膨張し続けていた。
それはもう、止められない。
そして、彼女はそれを——
どこかで、望んでいるのかもしれなかった。
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