男は私の胸を苛んでる両手を離してくれた..と思ったら、私の左胸を苛んでいた左手で今度は私の右胸を苛み始めた。
男の左手で私の身体は抱き締められるように男の身体に密着した。
硬く逞しい男の身体..。野蛮で強くて..、でも下半身のあれのような鋼鉄のような硬さではなく..、温かくて少し柔らかな..、性的暴行を受けながらこんな事を感じるのはおかしいのだが、わずかだが男の身体と私の肌が接した感触は厭な感じではなかった。
男の温かい体温って..、前に何かで読んだそんな言葉を思い出したが、現実はそんな甘やかな思いを直ぐに吹き飛ばした。
男の右手が、拡げられてる私の太股の間に降りてきた。
自分でも身体を洗う時やトイレの時、そしてたまにしかするオナニーの時しか触らない部分。
そこを男の指が弄ってきた。
「お前、ここも全く手入れしてないな。もじゃもじゃのままか。」
そう言うと男の指が私のアンダーヘアを摘まみ、軽くだが引っ張られた。
恥ずかしさ、悔しさにまた涙が溢れた。
男の指はさらに下の奥の方まで伸びていく。
横のふっくらしたところが左右に拡げられるようにされ、その間の私の一番繊細なはずの部分に男のごつごつした指が届いた。
ざらざらした感触の指がティッシュとかでしか触らない部分を擦る。
これも飛び上がるほど痛かった。
激しく身悶えしたが、逞しい男の左腕に抱えられた私の身体は動けない。
男の指は割れ目の上の方..クリトリスを探し当てた。
直ぐに直接押し潰すように触られた。
「ヒッ!」
また痛さで声が出た。
「おっ、ここか。」
男は宝物を探し当てた子供のようにはしゃいで私のクリトリスを捏ねまわす。
同時に左手で私の右の乳首も摘まんだり引っ張ったりされた。
「い、痛い!痛いの!」
私のそんな声など無視して男は拷問を続ける。
クリトリスを押し潰していた男の指は、次に左右の襞を掻き分けるようにすると、そのわずかに下の私の膣口までたどり着いた。
そこは、そこは弄らないで!
中..、入れないで!
きっと..、すごく痛い..。
私の頭の中に恐怖が湧き上がった。
でも口から出た言葉は僅かに本心からずれていた。
「そこ、汚い!汚いから、触らないで!」
確かに汚いはずだ。
前日の夜にシャワーで洗ってから、今日の今まで数回トイレも使って排泄もしたし、そのトイレも会議や仕事で我慢しなくてはならない時、僅かだろうが下着を汚したりもしてるはずだ。
ぐにゃぐにゃした女のそこが、汚れているのは当然なはず。
それなのに、この男はそんな汚いところを触って喜んでいる。
私は男女の交わりの具体的な知識が乏しかったのを悔やんだ。
男は女を裸にしたら、基本直ぐに直接性器を挿入したがるものと単純に考えてた。
この男のように女の身体を弄び、まさに猫がネズミを弄ぶように虐めるのを理解してなかった。
私の汚いと言う声も全く無視された。
男の太い指は私の膣口に宛がわれた。
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