「母子で尻を逝き果てるとはまさに鬼畜の振る舞いじゃのう。これで我が身を犠牲におなご衆を救わんとは!」
厳かとも厳しいとも感じさせる声だった。
ああ、わらはが息子と真似とは言えまぐわいの様な仕草に淫らに感じてしまったが故、もしかしたらあのおなご衆が..。
お光の方の脳裏に懸命に仕えてきてくれた挙げ句に今は軍兵達の慰み者になっている侍女や端女達が、ずらりと並べられて丸裸で磔られ、その股間に太い槍を突き入れられて死んでいく姿が浮かんだ。
もう駄目なのだろうか?わらは達二人がこれ以上何か苦しむ事で皆を助けられないだろうか?
「御屋形様、わらはに一つ考えがございまする。」虎御前が横から口を出した。
「二人とも畜生以下の振る舞い、よって二人に畜生でもせぬ事をさせてみては?」
「ほう、畜生もせぬ事とはいったい如何なる事ぞ?」
「お互いに小便を飲ませ合うと言うのは如何でございましょう?犬猫も親が子供に、子供が親に小便を飲まする事はあるますまい。」
「それは面白い!奥よ、そなたの酷さはいつも感心するわい。」
「お褒めいただきありがとうございまする。さて、直ぐにさせてみましょうほどに。」
母子はまた新たな屈辱の仕置きを受けねばならなくなったのだ。
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