初めのおなごとの口づけ..、母上様の唇はなんと柔らかいこと..。ああ、舌が我の唇から入ってくる..。母上様の唾のなんと芳しいこと..。忠太丸は幸せでございます。
抱きつかれた忠太丸も両手を母の背中に回してその身体を抱き締めた。柔らかく温かく肌が接しているだけで心地よさが染みてくるような幸せな気持ち。
押しつけられる弾力のある柔らかな母の身体の中で両方の乳の先だけは硬く凝っているが、それを忠太丸の胸に押しつけ自ら押し潰そうとしてるようだ。
「忠太丸..、わらはの忠太丸..」うわごとの様に息子の名を呼んだ。目も焦点が定まらず惚けたような表情。さらに再び息子のへのこを触ろうと片手を息子の下半身へと伸ばしていく。
貞淑で慎ましやかと言われてきたお光の方だが、強制されたとは言え今生最期に愛する息子の尻を亡き夫から使われていたへのこで犯し、それで己もはしたなく逝ってしまうと言う畜生以下の行為をしてしまった。
なんとはしたない!もう、もうわらはは..!
「お待ちあれ、お光の方!」
突然虎御前の厳しい声が響いた。
淫乱に染まり混乱していたお光の方だったが、その声にはっと正気に戻る。
あっ、わらははなんとはしたないき事をしたのじゃ!虎長、虎御前の夫婦が見ている前ではしたなくも我から息子を抱こうとした!
お光の方は恥じ入って正座して二人に低頭、土下座した。
「申し訳ございませぬ!わらは、勝手にこのような淫らな振る舞い、どうか、どうかご存分な仕置きを!」
母の姿を見て息子もはっと我に返り隣で土下座した。
その二人に虎長から声が掛けられた。
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