忠太丸は母親に言われて素直に張り形を口に含み唾液を塗りつける。その姿を上から見下ろしながらお光の方は自分の若き時を思い出した。
数えで13、満で数えればまだ12歳の幼い娘だった。名主の一人娘として生まれ、顔立ちは整っているものの大人しく目立たないおなごの子だったが、夢見がちなところがあり村の老婆が語る豪傑の怪物退治の話にいたく興味を持っていた。村の娘が村の繁栄の代償として人身御供として神様に差し出されて食べられていたのを豪傑が神様の振りをした怪物を退治すると言う話しだったが、幼い頃から被虐的な空想を好んでいたお光は自らが人身御供、生贄となって神様に食べられると言う想像をして楽しんでいた。それが13歳の時のお田植え祭りで早乙女として神様の田んぼの田植えをしたのを当時まだ若く粗暴な振る舞いが多かった殿様に見られて、そのまま馬の鞍に乗せられて城に連れて来られた。
殿様はか弱く未熟な小娘をいたぶり弄んで飽きたら捨てるつもりだった。その夜、殿様の寝間で丸裸に剝かれ細い両足を引き裂かれるように拡げられ、殿様のへのこを突きつけられた。もちろん簡単に入る筈がない。殿様は色々な体位を試みたし、幼いお光に己のへのこをしゃぶらせて唾を付けさせたりもした。そして明け方まで責め続けた挙げ句、ついに四つんばいで後ろからお光を貫いて女にしたのだ。まだ全く生えてもおらず幼く小さいお光の穴は殿様のへのこで裂けて多くの血も出た。お光の口から痛みを堪えるうめき声と共に途切れ途切れに「光は..、貫いていただいて..嬉しゅうございます..」「どうかお殿様..、ご存分にお食べ下さいませ..」と言う言葉が聞こえた。媚びたような口調ではなく、本当に心からそう訴えているかのようだった。その途端に殿様はこの娘が可愛い、今だけでなくこの先も愛でてみたいと本気で思い、それ以来自分が亡くなるまでずっと妻として大切にしたのだ。
お光の方は、今わらははあの時の殿様と同じことを息子にさせている、これからあの時の殿様と同じ様にわらはが息子忠太丸を尻から貫くのだと考え、不思議な気持ちだった。
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