忠太丸への最後の過酷な責めとは..?母親であるお光の方の不安と心配は限りなかった。さては..、前に虎長から言われていた「稚児」にされるのだろうか?父親の敵であり巨大な体格で逞しくそして残忍な虎長から、やっと少年から青年になり始めた華奢な忠太丸が..お尻を貫かれる!きっと忠太丸のお尻は血だらけに裂けて壊れてしまう。なんと可哀想な..。
確かに虎御前が次に行おうとしていたのは、忠太丸の尻の穴を貫く事だった。
「お光の方殿、忠太丸殿の母御としてお答えくだされ。忠太丸殿の尻を貫くのは御屋形様にお願いいたそうか?それとも..」
えっ、我が子のお尻を貫くのは、虎長本人以外の人でもよろしいのだろうか?それでは誰が?
「母親であるそなた様が息子のお尻を貫かれるか?」
どうしておなごの身であるわらはが忠太丸のお尻を?
不思議がるお光の方の目の前に虎御前は一つの道具を見せつけた。
「あっ、そ、それは..!」
お光の方の驚きの声がした。
虎御前が見せた物は鼈甲細工のへのこ、つまり男の性器を模した張り形であった。かなり使われているらしく、本来の鼈甲の色がおなごの汁で磨かれて不思議な光沢を放っていた。
「そなたの寝間で見つけたものじゃ。見覚えがあろう?お光の方!」
虎御前の問いにお光の方はうな垂れしかなかった。
「これはどのように使っておったのか、母親らしく正直に忠太丸殿にお話し申せ。さあ、さあ!」
お光の方はうな垂れて沈黙を続ける。
と虎御前は「お光の方!何も言わぬとなると、わらはがそなたがどのように使っていたのか想像したことを忠太丸殿にお話しいたすぞ!それでも良ろしいか?」
張り形の使い方などは皆同じ。男から相手にされい寂しさに身体の疼きに耐えかねて、自らの手に張り形を握りしめて己の穴に咥え込む、そうに違いない。
虎御前はそう思っていた。
ところがお光の方はきちんと正座して背筋を伸ばすと、虎御前の目を真っ直ぐに見て言った。
「よろしゅうございます。その張り形は確かにわらはの寝間に置かれていた物。それが如何に使われていたかをお話し申し上げまする。忠太丸、そなたも良く聞くのじゃ。」
そしてお光の方は我が子の顔を見ながら話し始めた。
「忠太丸よ。そなたも知ってのとおり、わらはは武家の出では無い。名主とは言え百姓の家の出じゃ。わらはが13才の時、田植えの祭りに早乙女として参加した折、殿様の目に留まり城に連れて来られてご寵愛を受ける事となった。かたじけなくも殿様はわらはを愛でてくださり、そのへのこで毎日の様にわらはを可愛がって下さったのじゃ。わらはがお世継ぎであるそなたを授かっても殿様のご寵愛は続き、本にわらはは幸せであった。
しかし殿様もお歳を召され、さらに政や軍のためのご心痛で、この3年ほど前からへのこに元気が至らぬようになられた。
わらはは殿様から愛でられているだけで幸せでございますと言ったのじゃが殿様は、それでは妻であるそなたが不憫じゃと申されて、上手な匠にご自身のへのこそっくりな張り形を作らせ、今年亡くなられる数日前までそれをご自身で握られてわらはを可愛がってくだされたのじゃ。この張り形はそなたの父上の分身なのじゃ。そなたがわらはの身を助けんとして自ら酷い責めを受けてくれたのも亡き殿、父上の優しさが似たものと思われてならぬのじゃ..。」
忠太丸は父と母の強い愛情話を感動して聞いていた。自らの考えが外れた虎御前さえ感動した。「御屋形様、良うございますか?」
虎長が頷いたのを見て虎御前は二人に言った。
「御屋形様のご意志じゃ。お光の方、そなたが忠太丸殿の尻を貫きなされ。」
そして少し砕けた口調で「これも御屋形様の御慈悲じゃ。なにせ御屋形様のへのこの太さは3寸以上あるによって、御屋形様が貫けば忠太丸の尻は石榴の如く裂け血だらけになって息絶える事になるからのう。」
お光の方と忠太丸は虎長、虎御前の二人に深々と頭を下げて感謝した。
「さあ、これを身につけるのじゃ。」
虎御前がお光の方に見せたのは黒い革製の褌、それも股間の部分に特別な仕組みがされていて、あの張り方もその褌に前向きに
しっかり取り付けられるようになっていた。この褌を締めて..、そして亡き殿様のへのこを前に向けて..、そして忠太丸のあの小さく引き締まったお尻を犯す..。最早普通の精神状態では有り得ない筈であったが、お光の方と忠太丸は今だに美しい意識を持ち続けるていた。
虎御前の
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