もはや如何に苦しかろうが痛かろうが叫ぶことは出来まい、されは我は苦痛で死ぬとも母上の下が焼かれることはあるまい..。そう覚悟した忠太丸であった。
壁に大の字に磔られた忠太丸の前に虎御前がしゃがみ込んだ。手にはこの拷問のために作らせた薄い皮の手袋を嵌め、その指先にたっぷりと黄色い辛子を塗りつけている。
忠太丸はやがて訪れるであろう苦痛に備えてきつく目を閉じる。
忠太丸のへのこが握られた。そしてピタッとした冷たい感触..。やがてそれが灼熱の痛みへと変わる。焼ける!我のへのこが焼ける!凄まじい苦痛だ。「ううーっ!」
虎御前の経血を吸った布を押し込まれた忠太丸の口から、それと分かる凄絶な苦痛の呻きが漏れ出した。
「うう、ううう、ううー!」
へのこ全体に辛子を塗った虎御前は更に容赦なく下のふぐりにも塗りつける。そして先程毛を引き抜いかれたばかりのへのこの付け根の下腹部にも。
「ぐうーっ!う、うう!」
苦痛の呻き声を上げながらも忠太丸はこの試練に耐えて未だ気を失っていない。
母上..、我は..、忠太丸は試練に耐えまする..。愛する母上様のために...。母上様には..どうか健やかな身体で極楽に逝っていただきたいのです..。
我は..、母上様のために生地獄の苦しみを受け、死して地獄に参ります..。
虎御前は一度立ち上がり、忠太丸の苦痛に歪んだ顔をじっと見守ると小さく「健気な..」と呟き、そしてまた跪くと今度は開かれた股の間から手袋を嵌めた指先を入れると、苦痛で引き締まっている少年の尻の穴をこじ開けるようにしてその粘膜に辛子を塗った。
「!!」
わずかな時間の後、忠太丸は下腹から足の筋肉をガクガクッと引き攣らせた後にシャーっと小便を漏らし、ガクッと弛緩して気を失った。
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