しかし島に来て少し違和感が現れました。
毎晩妹の家に泊めてもらっていたのですが、旦那の静間さんが家に帰ってこなかったり、妹も子供を旦那に預け夜遅くに帰ってきたりしているんです。
それに、性別は違っていても妹の子供同士がどこか顔が違うような、、
3日目の夜、妹が子供を旦那に預けどこかに出かけて行くあとを私はつけていきました。
つけて5分ほどしたころ、妹は1軒に家に入っていったのです。
(何をしに行ったんだろう、、)と思って家の周りを静かに歩いていると、中が見える窓にたどり着きました。
そっと中を覗くと、(ええ、、何、どうしてこんなことに、、)と思うくらいの光景を見てしまったのです。
それは、上半身裸の男性が4、5人いて、その真ん中に妹がいて、男性たちに着ている服や下着を脱がされているんです。
しかも妹は嫌な顔一つせず、最初は何か脅されているように思いましたが、反対に喜んでいる風にも見えました。
それでもじっと見ていると、男たちは妹を裸にすると自分たちもズボンとパンツを脱ぎ裸になると、全員が妹に襲い掛かっていくんです。
私はすぐに助けに行かないと思って振り向くと、ほかの島民に捕まってしまったのです。
そして妹がいる部屋へ連れていかれたのです。
「お姉ちゃん、、」
「道子、これはどういう事、、静間さんはこのこと知っているの、、ねえ、道子、、」
「なんだ、みっちゃん(道子)の姉さんじゃないか。ああ、、みっちゃんの旦那は知っているよ。旦那も俺の嫁やこいつの嫁を俺たちのように犯しているんだ。ここはそう言う島なんだよ。」
あとから聞いてみると島の子育て支援は他の市や町と違って凄く充実していて、20歳まで病気やけがの病院代が無償、大学までの教育費が無償、そして一人産むたびに100万円貰えて、中には子供が11人いる家族もあるようなんです。
この島には中学までしかなく、高校と大学は本土の学校へ行かなければいけなくて、、でも、その費用まで島が見てくれるそうなんです。
今の島民1軒当たりの子供の数が平均5人で、以前は子作りを近親者の中で作ったこともあったようですが、新しい血筋でと言う事で島の外からの血を入れたそうです。
そう、島を上げて少子化対策を行っていると言う事なんです。
「道子、、だったら、、あんたの子供も兄弟で父親が違うって言うこと、、」
「ええ、、由香里姐さん、私もここへ来た時はおかしいと思ったけど、、でも島のみんなが仲良く助け合っていて毎日が充実しているの。だから、、静間さんと話し合って、、」
※元投稿はこちら >>