虎長に抱えられている春菜姫が上から見ると、それはあたかも大きな牝虎である虎御前が可憐な朝日丸のへのこを噛み千切り食べてしまうかの様にも見えた。
可哀想な朝日丸様..。
私達二人は明日恥ずかしく惨めで苦しい死を迎えねばならぬのに、今もこのように辱しめられねばならないのか..。
春菜姫は新たな涙をこぼした。
しかし虎御前は朝日丸のへのこを噛みちぎった訳ではない。
口の中で十分な唾を塗りつけると、口を朝日丸のへのこから離した。
「御館様、もうよろしいようでございます。」
「うむ、姫を下ろすぞ。」
「はい、重とうございましょうが今少しお願いいたします。」
「なんの!奥の身体を抱くのに比べたら姫の身体など軽くて羽同然よ。」
「まあ、憎らしい。」
二匹の虎は可憐な獲物である二人を夫婦で協同していたぶれて幸せそうだった。
虎長は春菜姫を幼女をおしっこさせる姿勢のまま抱き抱えていたが、その身体を床に仰向けに横たわる朝日丸の上にそっと置くように下ろしていく。
横から顔を低くして見ている虎御前が
「今少し前に..」「いえ、右の方へ..」
と何か指示していた。
やがて虎御前の
「そこで良うございます。
姫の身体をゆっくり下ろされませ。」
と言う声と共に春菜姫の身体は朝日丸の上に接した。
接したのは朝日丸の小さいながら硬くなっているへのこと春菜姫の女の壺の入口である。
「あ..、あ、あ..!」
少しづつ自分の身体の中に硬い物が入ってくる..。
乙女の壺の狭い入口をみしみしと押し開けながら..。
い、痛い..。
私の乙女の壺、裂けてしまうわ..。
乙女から女にされる苦痛の中で、春菜姫は思った。
これって..、串刺しの処刑なんだわ..。
私、朝日丸様の槍を使われて串刺しにされたんだわ..。
でも、でも..、これは男女のまぐわいなのでは..。
やがて春菜姫の身体は完全に朝日丸の身体の上に置かれ、朝日丸の小さいながら硬さを持った槍は根本まで春菜姫の胎内に刺し込まれた。
仰向けの朝日丸の身体の上に前向きの騎乗位で春菜姫が乗っている状態だ。
「朝日丸殿、春菜姫、お分かりか?
今春菜姫のおなごの壺に朝日丸殿のへのこが入っているのじゃ。
二人はまぐわいしておるのじゃ。」
虎御前は横で二人を見守るように座ってそう言った。
その隣に春菜姫を下ろした虎長も胡座をかいて座った。
虎御前の声が続く。
「朝日丸殿、今少し動かないであげるが良い。
姫はまだ壺が痛いはず。やがて痛みに慣れてから動くが良い。」
それに答える朝日丸の声も聞こえた。
「はい、御前様..。愛しい春菜姫とまぐわえまして我は嬉しゅう思います。
」
ああ..、朝日丸様は私を愛しいと言ってくだされた..。
私はもう思い残すことは無い..。
春菜姫の頬に今は嬉し涙が溢れた。
「朝日丸。どうじゃ、姫の壺の中は?」
虎長の問いに朝日丸が
「姫の中はたいそう狭くきつうございます。
姫はさぞ痛いのでは..。
御前様の言われるとおり、このまま動かずに..」
と答えようとした。
その時春菜姫の声がした。
「そんなことは..、ございません..。
春菜もこれで女でございます..。
朝日丸様のお好きなように動いて私を可愛がってくださいませ。」
姫が初物を破られた痛みに堪えているのは明らかだが、その声は毅然としていた。
「さすがは姫じゃ..」
「うむ!」
虎の夫婦は称賛するかのように声をあげた。
※元投稿はこちら >>