「い、いやっ!朝日丸様..み、見ないでくださいませ..。」
春菜姫の羞恥に満ちた叫びだった。
まだ女としての身体にはなっていない。
胸も薄くわずかに隆起し始めた桜色の乳首がその存在を主張するだけ。
下の毛は全く無く俗に言う瓦けで、割れ目も小さくこれも俗に言う蜆貝である。
それでも恥を重んずる教育を受けた武士の娘、全裸に剥かれ一番恥ずかしいところを従兄に晒されることは気が狂いそうな羞恥だった。
「どうじゃ、春菜姫の瓦けの観音様は?
女になればここで男を咥え込むのであろうが、明日あの世に行くとならばそれもかわなぬ。
哀れな事じゃ。
朝日丸よ、何とか慰めてやるがよい。」
虎長は更に春菜姫の両足を拡げて朝日丸に突きつけた。
春菜姫も武士の娘、明日の死への旅立ちを心静かに迎えようとしていた。
死ぬのが恐くないと言えば嘘になる。
しかも全裸で晒し者になりながら、尻から槍で串刺しにされると言う。
その羞恥、苦痛はとても激しいことだろう。
仏様、何とぞ私が武士の娘として見苦しくない最期を迎えることが出来ますように..。
そう祈りつつも一緒に磔にされる人質、朝日丸様の事が心に残る。
お互い幼なじみで小さい時は仲良く遊んだ。
やや大きくなってからも、二人でいると皆から愛らしい夫婦雛のようだ、やがては本当の夫婦に、と言われて恥ずかしくも心をときめかせた。
ああ、朝日丸様..。
春菜は本当に朝日丸様のお嫁様になりたかったんです。
それを言えなかったのが心残り..。
死への恐怖を押さえ子供ながらに甘酸っぱい気持ちに浸ろうとしていた時、いきなり御館様である虎長が部屋に入ってきた。
驚く春菜姫の前でいきなり衣装を全て脱ぎ捨てると、赤黒く巨大な一物を振り立てながら春菜姫に襲いかかり、姫の衣装をも全て引き剥いでしまった。
「御館様、お許しください!姫は、春菜は明日、み仏様の許に旅立ちますから..。」
春菜姫が必死にそう訴えても虎長は聞かずに最後の一枚、腰布まで引き剥がすとか弱くか細い全裸の春菜姫を抱き抱えて部屋を出た。
それから全裸のままで渡り廊下を歩き、春菜姫は朝日丸のいる部屋へと連れて行かれたのだ。
死を前にしても..、これ程までの恥ずかしい仕打ち..。
なんと惨い事を..。
春菜姫は虎長に両足を拡げられ朝日丸の前で可憐な割れ目を晒されながら、両手で顔を覆い啜り泣いていた。
その時、朝日丸の声が聞こえた。
「美しゅうございます..」
「何?美しいじゃと?」
「はい、春菜姫の身体は清らかで美しゅう思います。」
「ほう?汚いとは思わぬのじゃな?
ではその清らかな姫の割れ目を味わってみよ。」
そんな..、惨い..!
春菜姫はやめて欲しいと声をあげかけた。
しかしその前に、自分の割れ目に温かく柔らかな物が触れるのを感じた。
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