虎御前は身体のむきを変えて朝日丸の顔の方に身体の正面を向けた。
そしてその逞しい太股で朝日丸の顔を挟み込み、黒々とした陰毛に覆われた女の裂け目を朝日丸の目の前に晒した。
朝日丸はそれから顔を背けようにも、顔の向きさへ変えることが出来ない。
「これで良く見えよう。
あの世とやらへ行く前に、おなごの身体がどうなっておるか良く見て、味わうが良いぞ。」
そう言うと虎御前は腰を突き出し、自らの裂け目を朝日丸の顔に押し付けた。
く、苦しい..。息が出来ない..。
窒息しそうな苦しみの中でのせめてもの仕返しとして、朝日丸は自分の口に接したぬるぬると熱く複雑な形をした虎御前の性器を噛もうと言う考えが頭に浮かんだ。
いくら剛力の虎御前でも、ここは柔らかく噛まれれば痛かろう..。
しかしいよいよ噛もうとした時、朝日丸の脳裏に自分が初めてこの館に人質として来た日の事が思い浮かんだ。
「そうか、お主が朝日丸か。聞いたとおりに美しい男の子じゃのう。
これからこの館で困った事があれば、何でもわらわに話すが良い。
ここではわらわがお主の母親じゃ。」
そう言ってくれた虎御前..。
事実それから何度も虎御前が自ら裏切り者を成敗するのも見せられたが、朝日丸自身が虎御前に仕置きを受けたり理不尽な嫌がらせをされた事は無かった。
むしろ寒い季節に自分の台所から熱い鍋物を届けてくれたり、朝日丸が病気になれば自ら見舞う等本当に優しくしてもらっている。
それを思えば..、今の我は父がした事とは言え御館様と御前様から見たら優しくしてあげた恩を仇で返した罪人なのだ。
これもその当然の罰だと思えば..。
そう思った朝日丸がした事は、自然に虎御前の裂け目を唯一動かせる舌で舐めることだった。
こうすれば女は気持ち良くなる等知ってる訳はない。
仔犬が可愛がってくれた人の手を舐めるようなものだった。
朝日丸の舌が味わったのは、これまで感じた事の無い味と香りだったが、朝日丸は懸命に舐め続けた。
むしろ虎御前の方が驚いた。
実は虎御前自身、朝日丸に噛まれるかもれないと思ってたのだ。
それが朝日丸は懸命にわらわの裂け目を舐めてくれている。
磔を免れようとして媚びる様な子ではないはず。
虎御前はわずかに腰を引いて朝日丸が鼻で楽に息が出来るようにすると共に、舌を使ってる朝日丸の顔を見てみた。
そこには健気な表情で無心に舐め続ける男の子がいた。
虎御前の胸に甘酸っぱい心が芽生えた。
「もう良い..」
虎御前は腰を浮かせると朝日丸の舌と唇を圧迫から解放してやった。
「朝日丸、そなたさぞ母親が恋しいであろうな。」
そう聞かれても武士の息子である朝日丸が、はい恋しゅうございます、とは答える筈がない。
答えを聞く代わりに虎御前は両手を朝日丸の方に向けて広げて言った。
「誰もおらぬ。わらわを母御前と思うて乳を吸え。」
朝日丸は一瞬躊躇い泣きそうな顔になったが、黙ったまま虎御前の胸に飛び込んだ。
そして硬くしこった虎御前の乳首に吸い付いた。
※元投稿はこちら >>