合宿が終わると、再び照星高校にボールを突く音が響く毎日が始まる。
健人「ディフェンス!ディフェンス!」
夏休み中の部活動が始まり、大会に向けて一層バスケ部の士気は高まり、健人もさらに自身の技術を磨くべく、気合いを入れて練習に取り組んでいた。
「10分休憩だ!」
顧問の声と共にそれぞれ水分補給をしたり、身体を休めたりする。健人もタオルで汗を拭きながら座ると、無意識に体育館の端に目を向ける。いつもマネージャーである彩香が座っていた場所…そこに彩香の姿は無かった…。
あの合宿が終わった後からもう夏休みも終盤、残り1週間だというのに、健人は一度も彩香の姿を見ていない。
今考えればあの合宿中、彩香の様子がどこかおかしかった。初日からどんどん元気が無くなり、夜に会った時も、何かに追われるように去っていった。合宿の帰りも、いつもなら必ず2人で帰っているところを、まるで自分を避けるように帰宅していった。
健人はあの時、去って行く彩香を無理矢理にでも引き止めたかったが、自分のためにテニスをやめてまでバスケ部のマネージャーとなり、真っ直ぐに自分を応援してくれている、そんな彩香の時間を、これ以上自分が奪ってしまうのは欲張りなのではないかと思っていた。
彩香が部活に来ないことについて顧問から伝えられたのは、体調不良でしばらく休む、という情報のみだった。
心配になって何度も送ったメッセージに彩香の返事はない…。
直接会って聞こう。そう思い、帰り途中、彩香の家のチャイムを押そうと試みたことも何度もあった。だが…結局それも出来なかった。
健人「先輩…彩香のこと、何か知りませんか?合宿終わってからずっと連絡取れなくて…。」
坂口「杉崎…?……………いや、何も…。とにかく元気出せよ!体調良くなったら杉崎も出てくるって!」
健人「………はい。」
健人は彩香のことを不安に思いながらも、休憩が終わり、再び厳しい練習に戻っていった…。
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彩香「すいません……体調が悪いため、しばらくお休みさせていただきます…。」
合宿終了後、彩香は顧問にそう伝えたまま、夏休み終盤に差し掛かるまでバスケ部の練習を休み続けていた。
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あの日…あの合宿最終日の夜…、彩香は男たちの大量の尿にまみれた自身の身体をそのまま浴室で洗い流した。
尿のほとんどは排水溝へと流れていったものの、浴槽、そして自分の身体から沸き立つ強烈な尿の臭いは、鼻腔にこびりついたまま取れなかった。尿酸により、髪の毛はバリバリと傷み、白い肌はうっすらと発赤しピリピリとした痛みを感じた。
初めて男たちに襲われたあの日と同じく、尿や精液などの排泄物を一滴残らず落とそうと、無我夢中で何度も何度もシャンプーで髪を洗い、何度も何度もボディソープで身体を洗い、無毛になってしまった性器に指を挿れ、痛みに耐えながら洗った。
彩香の涙は止まることなく、シャワーの水と共に流れていった…。
時間をかけて身体を洗い流し、泣き腫らした顔で浴室を出た彩香の目の前に、増田が何かを投げつけてきた。
増田「忘れ物だぞ~!」
彩香「……ッ…!!」
投げつけられた見覚えのある銀色の袋…その中には合宿初日に奪われた彩香の下着が入っていた…。
だが…袋を覗いた瞬間、彩香は湧き上がる様な強烈な匂いにむせ返った。
男の精液の臭い…袋の中の彩香の下着にはいたるところに黄味がかった汚れがこびりつき、時間が経過しているのか乾燥し固まっていた。
中島「マネージャーのこと想像してたら我慢出来なかったんすよ!」
彼らは合宿中、彩香を犯していない時間さえ妄想を膨らませ、彩香の下着に向かって欲望を吐き出していたのだった。
彩香はもはや触りたくもなくなった銀色の袋を渋々拾うと、男たちの心無い笑いを背中に浴びながら部屋を飛び出した。
下着が入った袋を固く結んでロビーにあったゴミ箱に投げ捨てて自分の部屋に戻る。
布団の中に潜り込んだ彩香の瞳からは、夜が明けるまで涙が止まることはなかった…。
翌日、帰りのバスは健人とはあえて離れた席に座った。健人に泣き腫らした顔を見られたくなかった。
バスが学校に到着すると、各々帰宅していく。
健人「彩香、オレたちも帰ろう!……どうした?…元気無いな…。」
彩香「………ううん……何でもない……。あたし…用事あるから先に帰るね…!」
声をかけてくれた健人によそよそしく別れを告げて、彩香は逃げるように帰った。
まさかその日を最後に彩香が夏休みの練習に1度も来なくなってしまうなどとは、健人は思ってもみなかった。
そして…彩香がそれからどんな夏休みを過ごしていたのかも、健人にはおよそ想像することは出来ないものだった…。
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彩香の部屋にメッセージの着信音が響く…。
合宿から帰ってきて3日、あまり食欲もなく、部屋に閉じこもるように休んでいた彩香のスマートフォンには、すでに未読のメッセージが大量にたまっていた。
真希や陽子などの友人からメッセージ、そして、健人が心配して送ってくれたメッセージもあったが、それらの数十倍以上の数、着信しているのは飯塚や増田からのメッセージだった。
それらの着信を一切確認もせず、彩香はただひたすら布団に潜り込んでいた。
(死にたい…。死ねば…楽になれるかな…。)
生まれてからこれまでの15年間の彩香の人生…もちろん、良いことも悪いこともあったが、一度たりとも自らの命を絶とうなどということを考えたことは無かった。だが、あまりに残酷な現実に、自分が生きている意味さえ見失い、そんな考えさえ頭をよぎる。それほどまでに彩香は精神的に追い込まれてしまっていた。
そんな日の午前中、彩香の元に一本の電話が来たことを伝えに、部屋のドアを開いたのは彩香の母親だった。
母「彩香ー!大丈夫?原田さんていう先生から電話よ!」
(先生…?はらだ……原田……!!)
彩香は慌てて母親から電話の子機を受け取るとそそくさと部屋のドアを閉めた。
母親は彩香の慌てた様子を見ても、部活の連絡か何かだと思い、そのまま去っていった。
彩香はおそるおそる子機に耳を近づけた。
彩香「…杉崎です…。」
原田「…家の電話には出たか。」
彩香「…………。」
原田は彩香を部屋に呼び出して調教しようにも連絡がつかなかったため、教師を装い実家に電話をかけてきたのだ。
原田「…まあいい…。今週はいつ来る気だ…?…逃げようとしても無駄だ…いくら連絡を返さなかったとしてもお前の情報は全て知ってるんだからな…。」
彩香「グッ……グズッ……」
原田「…?…泣いているのか…?今さら泣こうが無駄だがな…。」
彩香「うぅ……あたし…もう……死にたいんです……。」
原田「……なに…?…彩香…とりあえずうちに来い。…何があったかを聞かせてくれないか?」
彩香「………。」
原田「よし…彩香の家から西に数十メートルの場所にある公園は分かるな?…そこに30分後に迎えに行く。来なかったら…どうなるかわかるな…?」
彩香「………。」
原田「…とにかく公園で待っているぞ。…必ず来い!…じゃあな…。」
それだけ言い残し、電話を切られてしまう。
原田の口調はいつもと比べ、初めて聞くほどに穏やかだった。
彩香にはもう原田の呼び出しが嫌なのかも判断出来ずにただ呆然と天井を見つめていた…。
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30分後…。彩香は公園のベンチに座っていた。
行かなければどうなってしまうのかという恐怖からか、誰にも話せるわけないことをそれでも誰かに話して楽になりたいからか、それとも原田の呼び出しは絶対という一種の洗脳のようなものなのか…。彩香自身、明確な理由はわからなかったが、気がついたら公園に向けて足を進めていたのだった。
しばらくするとエンジンの重低音が近づき、程なくして彩香の目の前、一台の見覚えのある高級セダンが人気のない公園前の道路に静かに止まると、スモークのかかったドアウィンドウが静かに下がった。
原田の黒光りするオールバックの髪の毛が見えた後、いつもにも増して鋭い眼光の瞳が彩香を睨んでいたが、彩香はどこかその暗い瞳に安心感のようなものを感じた。
原田「よく来たな…偉いぞ。後ろに乗れ…。」
彩香「……はぃ…。」
原田から見ても明らかに輝きを失ってしまった瞳の彩香を後部座席に乗せると、辺りに人がいないことを確認し、車は静かにその場を走り去った…。
彩香はいつもの場所…。原田に散々貞操を捧げてきたあの家に行くことを想像していた…。しかし、次第に車は家とは違う街中へ向かう道を通り始める。
(もう……どうでもいいや………,。)
今までの彩香だったら、どこに連れて行かれるのか分からない恐怖から叫んでいたかもしれない…。だが、すっかり自暴自棄になってしまった彩香はただ無気力に、虚ろな目で窓に移りゆく風景を眺めながら、無言で車に揺られていた。
やがて10分程度経っただろうか、見たこともない場所で車が停車するが、彩香は特に気にも留めず窓から外を眺め続けていた。そこは、とある超高層マンション、その地下にある駐車場だった。
原田「降りろ。ついて来い…。」
彩香は言われたとおりに車を降りると、原田に連れられるまま、エレベーターに乗った。
原田はエレベーターにカードを差し込み、50と書かれたボタンを押した。
ふわっという上昇感と共にすごいスピードで階数のカウントが変わり、あっという間に50階に到着する。エレベーターの階数ボタンを見れば50階以上の階層は無いらしく、到着したのはマンションの最上階の様だった。
エレベーターのドアがゆっくりと開くと、大きなエントランスがあり、そこでカードキーをかざしてドアを解除すると、彩香を部屋に連れて行く。
原田「気に入ればいいんだがな…。」
案内されるまま彩香が部屋に入ると、彩香は目の前の光景に圧倒された。
広々とした部屋にいかにも高級そうな黒革のソファ、ステンレストップのアイランドキッチンの脇にはバーのようなカウンターが繋がり、その奥には映画でしか見たことのない王族が寝るようなベージュのカーテン付きベッドが、生活感が全く感じられないほど綺麗に整えられている。そして一面ガラス張りの部屋から街を見下ろす50階からの眺望…。
まるで、今後の人生でも泊まる事は出来無いであろう最高級ホテルのスイートルーム…。もちろん、高校生の彩香にはスイートルームなどテレビなどで見たことがあるだけで泊まったことはなく、実際のところはよくはわからなかったが、少なくとも何も知らない彩香がそう感じるほどに部屋は栄耀栄華を極めていた。
彩香は目を見開いてその部屋を見渡すと、眼下に広がる街の景色を眺めていた。その瞳はいつの間にかほんの少しだけ輝きを取り戻していた。
彩香「…すごい……。」
原田「…気に入ったか?いつも頑張ってもらってる彩香のためにオレなりのおもてなしだ。彩香、これからはこの場所をお前の好きにしていいんだぞ?」
彩香「…え?」
(この人…どういうつもりなの…?)
自分に何故こんなもてなしをしてくれるのか…彩香は原田の狙いがわからなかった。
原田「今日は好きな様にくつろいでいくといい。……それで早速だが、何があった…?」
原田に言われ、彩香は控えめにソファに浅く腰をかけると、重い口を開いた。
彩香「…はぃ…。実は………。」
彩香は学校や増田の家、そして合宿中にされた彼らのあまりに残虐な行為に死にたいと思うほど思い詰めていることを原田に吐露した。そしてそもそも、飯塚、増田のあまりに身勝手な要求や、彼らだけの性処理をすればいいというあの約束は何だったのか…。思い返すだけで溢れてくる涙を拭いながら、無駄だとは思いつつも原田に思いの丈をぶつけた。
すると、原田の反応は彩香にとって意外なものだった。
原田「そうか…あのガキどもが……。わかった。約束は約束だ…。こちらとしても約束を破ってしまった以上は仕方ない…飯塚、増田…あいつらも佐野とやらと同じくお前に関わることを辞めさせよう。」
彩香「え…?…ほ…本当ですか?…あ!…でも…殴ったりとかは…やめて下さい…。」
原田「ふん…この期に及んであいつらを庇(かば)うか…彩香は本当に優しい子だな…。まあいい、関わらせないというのは本当だ…それは約束しよう。」
彩香「信用して…いいんですよね…?」
原田「もちろんだ…。オレとしてはこんなことで彩香、お前を失いたくはないんでな…!」
彩香「…ぇ?…あ…ありがとう…ございます…。」
原田は紛れもなく彩香を最も陵辱してきた人物…。そんな原田が言い放った「お前を失いたくない」という一言に、彩香は思わず感謝の言葉を返していた。
こんなにも汚されてしまった、誰からも必要とされないと思っていた自分を必要としてくれている…。
それがたとえまやかしの気持ちだったとしても、今の彩香にはどうでも良かった。ただ原田のストレートな言葉に、彩香は少しでも胸が暖かくなるような気持ちになれたのだった。
原田「彩香…。」
彩香「はい…。」
原田に呼ばれると、彩香は不思議なくらい軽くなった腰を上げて誘われるようにベッドに向かい、原田と隣り合わせに座った。
原田が彩香の顎をクイと持ち上げ、顔を上げさせると、ゆっくりと唇を重ねる。
彩香「んっ……!ちゅぅっ……。」
健人のために奪われたくなかった唇…なのに何故か、彩香は原田の唇を素直に受け止め、感触を確かめていた。
ヒゲの剃られた浅黒い肌の原田の口元、分厚い唇はとても暖かく、柔らかく感じた。
彩香「ん…ぁっ…れろっ…ジュル…ちゅぅゥっ…。」
年齢は40代、あるいは50代になるのだろうか…少なくとも自分と20歳以上も年が離れた中年男の舌を受け入れ、彩香は目を閉じて淫靡に舌を絡ませ合う。原田の唾液が口内に注ぎ込まれれば、彩香はそれをゆっくりと嚥下した。
彩香はそのまま広いベッドの上にゆっくりと倒されると、原田の大きな身体が上に覆いかぶさる。
原田「じっとしていろ…。」
彩香は言われるがまま、人形のようにじっとしていると、原田は器用に彩香の服を脱がせながら、柔らかいセミロングの髪をかき分け、耳たぶ、首筋、鎖骨の辺りをなぞるように優しく舌を這わせていく…。
彩香「ん…ぁっ……ゃんっ…。」
身体を這う原田の舌の感触にも不思議と嫌悪感を感じることなく、ただただ優しい愛撫によって嬌声を上げてしまう。
あの地獄のような合宿の後、大好きな健人とさえ自己嫌悪から疎遠になってしまっていた彩香…。その彩香が今一番欲しかったもの…それは目に見えるような、単純明快な愛情だった。
強姦によって純潔を奪われ、欲望のままに行為を強要されてきた彩香にとって、性行為に愛を感じたことなど一度も無かった。
あの健人に対して行った口淫さえも、彩香が自らの意志で行った、いわば男性への一方的な奉仕だった。
しかし、今行われているのは原田の彩香に対する、男性から女性に向けた奉仕…。
圧倒的な存在である原田から感じる愛情、他の男たちとはまるで比べものにならないテクニック…。
この人には勝てない
無駄な抵抗はやめよう。今までこの人に逆ってきたこと自体、無駄なことであり、ただ自分が愚かだったのだ…。
彩香がそう思った瞬間…急に気持ちが落ち着いたように楽になり、頑なに閉ざしていた心を開き、原田を受け入れていく…。
原田にブラジャーを外されると、すぐに固く太い指が乳房を揉みしだき始めた。
彩香「はぁっ……やっ……ぅん…!」
大きな手が乳房の全体を包むと、ゆっくりと形の良い両乳房が太い5本の指に握られるままに変形するが、その動きは彩香が今まで感じたことのないほどに優しさに溢れていた。そして、そのまま円を描くように原田の舌が乳首の周りを舐め回しながら、やがて愛撫は脇腹や臍に移動し、彩香の白い肌を味わうように丁寧に舐め上げていく。
パンティに原田の指がかけられると、彩香は無意識に脱がせやすいように腰を軽く浮かせた。
スルスルとパンティを脱がされると、あの夜から少しだけ毛の生え始めた恥丘が露わになった。
原田「毛を剃られた、と言っていたな…。…毛が無くなったことがそんなに嫌か?」
彩香「やめて…下さい…。恥ずかしい…から…そんなに見ないで……。」
原田「フッ…彩香、毛が無い方が…綺麗だぞ…?」
彩香「え……?」
原田「彩香……綺麗だ……。」
幼なじみに淡い恋心を抱き続けており、恋愛経験など無いに等しかった彩香にとって、こんなにもストレートに想いを伝えられることは今までなかったため、知らず知らずの内に槌が赤く染まっていた。
彩香「原田さんが……この方がいいなら…。」
(何言ってるんだろう…あたし…。)
自分を散々犯して来た男に対して出る、自分でも驚くほどの積極的な言葉に、彩香自身戸惑っていた。
原田「それじゃあ…これからは常に陰毛の処理をしてもらおうか…。」
そう言いながら体をなぞり続けた原田の舌は彩香の性器に到達し、その秘裂に舌をなぞらせる。
レロ!……ピチャッ……ピチャッ…ジュルぅ……レロレロ!
彩香「はぁん!…ぅんん!…ぁあん!」
性器の粘膜部分に蠢くように動く柔らかい舌の感触に我慢できず、喘ぎ声が漏れ出てしまう。
原田「彩香…こんなに濡れてるぞ…?」
原田は指で秘裂をなぞると指に絡む糸引く愛液を彩香に見せる。
彩香「ゃ……んっ…恥ずかしい…ですっ…。」
原田は反応を楽しみながらゴツゴツとした男らしい指からは想像も出来ない指使いでクリトリスや膣口を愛撫する。
にちゅっ…。
彩香「…ぅ…ぁん!」
原田が彩香の膣に中指を挿れると、中で軽く指を折り曲げ、優しくGスポットを刺激し始める。
彩香「ひあっ…くぅうんっ…ひぁあっっ!」
快感に悶え、仔犬のような弱々しく甲高い声で喘ぐ彩香に、原田は中指に続いて薬指を挿入する。2本の太い指ざ愛液によって容易に挿入されると、未だ幼い膣口を押し拡げるよう、膣壁を掻き回すように指を動かし、徐々にGスポットへの刺激を強くし始める。
クチュっ…ぬチュッ…クチュクチュッ!
彩香「んぅ!…ぁんっ!んんんっ!」
次第に息を荒げる彩香。その嬌声と共に、蜜に濡れる膣を掻きまわす、淫らな音が静かな部屋に響く。そして、その声と音は原田が激しく指を動かすにつれ、次第に大きくなっていく…。
グチュ!グちゅ!くチュ!ぐチュ!
彩香「んっ…何か…怖いっ……怖いよぉ…!」
原田「力を抜け…怖がらなくても大丈夫だ…。」
激しくも優しい原田の執拗なGスポットへの責めに、彩香の体内から恐怖を感じるほどの快感の大波が押し寄せる!
彩香「ぁああ…………だ、ダメぇ…っ!…あんっ!……もれちゃうぅ!…何かぁっ……漏れちゃゥゥ……アンッ!…ダメっ!!あッあッあアアぁあアアあ!!!」
彩香は押し寄せる「何か」に耐えきれず大声をあげ、性器を隠すように両手を会陰部に伸ばすが、隠したい気持ちとは裏腹に、原田の指に任せるように性器を突き出した。
得体の知れない恐怖の中、突然一瞬のうちに頭が真っ白な世界に到達したかと思うと、まるで空中に浮かび上がるようなほどの快感が彩香を包みこむ!
ブジュッ…ブシュッ!プシャアアアァァァ!!
彩香は自ら腰を持ち上げ、身体をビクビクと痙攣させ仰反った。
それと同時に、透明な液体が性器から勢いよく吹き出し、シーツを大きく濡らしてシミを作っていく…。
まだ15歳の彩香にとっては当然とも言えるべき、初めての潮吹きだった…。
彩香「ぁ……ぁぁぁ………ぅ……。」
ゆっくりと彩香の全身が脱力して横たわった。
とてつもない快感の余韻に朦朧とした意識の中、原田が上着を脱が始めたのがぼんやりと見える。刺青だらけの身体…恐怖しか感じなかったその身体にも、今は卑しさのかけらすら無く、とても逞(たくま)しく男らしいとさえ感じる。
この時、彩香は自分が原田を求めていることに気がついてしまった。無意識に、これから原田に抱かれることを想像してしまっていたのだ。
原田に最大の恐怖を抱いていた自分と、今その男を求めている自分、どちらが本当の自分なのだろうか…そんなことを虚に考えていると、カチャカチャとベルトを外す金属音から、原田がズボンを下ろして下半身を露わにしたことが分かった。
彩香は未だフワフワとした感覚の身体を何とか起こすと、すぐ目の前には原田のペニスがあった。グロテスクでしかなかったはずのソレは、原田を象徴するかのように雄々しく、その力を誇示するかのように偉大なまでの存在感を放つ。
恐怖と欲求、どちらが本当の自分か…そんなことを考えていた彩香だが、急ぎそのペニスに向き合うように跪くと、突きつけられた原田のペニスに崇拝でもするかのように、頭を下げた。
彩香「………ベッドを…汚してしまって…すいません…!…お、お詫びに…舐めさせて…下さい…。」
原田「ベッドのことは気にするな。今日は何もしなくていい…。オレに任せろ。いつものことは忘れるんだ…。」
彩香「あ、ありがとうございます……でも……その……な、舐めたいんです……。」
原田「フッ……そうか…なら遠慮なくお願いしよう。」
彩香「はぃ…!」
彩香はわずかに喜びさえ感じているような返事をすると、原田のペニスに優しく指を添えて絡ませ、ゆっくりと口に含んだ。
原田「……ぁウム…っ…。」
ちゅぱッ…ジュル…ハァハァ……レロッ…じゅぽっ…ジュポっ…!
愛情をくれた分、愛情で返す。
優しく愛撫してくれた分、気持ちを込めて奉仕する。
彩香はそんな純粋な感謝の気持ちで原田のペニスを咥え、先走り汁を舐めとり、時に優しく、時に激しく吸いながら、味わうようにねっとりと舌を絡ませる…。
あくまで無理矢理やらされ、愛情などこもっているはずの無かったいつもとは違う、比べものにならないほどの彩香の甘美な奉仕の刺激に、さすがの原田も表情を歪ませて快感に耐える。
彩香「ひもひいい…へふは…?(気持ちいい…ですか?)」
原田「く…っ……あぁ……すごくいいぞ……彩香…上手くなったな…。」
彩香「ぉはっはへふ(よかったです)…ちゅぷっ…ジュポっ…!」
会話する時でさえペニスを離さず、原田に刺激を与えるために咥え続ける。原田が感じてくれていることに彩香は確かに喜びを感じていた。
しかし、原田が突然彩香の口からペニスを引き抜くと、ベッドに寝転んだ。
原田「…彩香…シックスナインだ…。反対向きになってオレの顔に膝で跨れ……。」
彩香「…!……わかりました…。」
原田の指示に一瞬戸惑う様子を見せた彩香だったが、嫌がることはなくゆっくりと膝を持ち上げた。
彩香は以前に原田に教えられたまま、原田の顔に背を向けるように跨ると、反対向きに勃ち上がるペニスを見下ろした。
原田「下から見ても綺麗な身体だな…。」
彩香「…そんな……恥ずかしぃ…です…。」
背中から聞こえる原田の発言…。
以前にも経験があるとはいえ、原田の眼前で大股を開き、自ら己の性器や肛門が晒しているというあまりの恥ずかしさに彩香の顔は真っ赤に染まった。
原田「そのまま咥えるんだ…。」
彩香「はい…。ぅム…ちゅ…ブ…ッ…ジュ…ぷ!」
彩香は太い肉棒をしっかりと咥えると、ペニスの形状に合わせてしっかりと舌を絡めて奉仕する。
すると、原田も彩香の開かれた性器に口を付けた。
ジュるッ…!レロレロレロ…!」
彩香「んゥ…ッ!…ハァ…レロ…ちゅッ…!」
原田に膣口や膣内を舐られ、愛液をすすり飲まれる。快楽と羞恥心で膝が砕けそうになってしまう彩香だが、原田は彩香の大腿をしっかりと抱え、開かれた女性器に口を押しつけて刺激を続ける…。彩香もその刺激に身を任せながら、懸命に原田への奉仕を続けた。
言葉もなく互いに性器への愛撫を続けるその姿はさながら、幾度となく愛し合った熟年の夫婦のようだった。
そうしてしばらく互いへの愛撫が続いた後…。
彩香の口内に暖められた原田の剛直は彩香の唾液ですっかり濡れ光っていた。
原田「もう…欲しくてたまらなくなってきただろう…。」
彩香「……はい…。」
彩香の素直な返事を聞き原田はフッと笑うと、彩香の身体を転がすように押し倒し、身体を反転させて彩香と向き合うようにのしかかった。
原田「…彩香…挿れるぞ…。」
原田は彩香の瞳を真っ直ぐ見つめながら、ペニスを握ると、盲目的に膣口に当てがった。
彩香「…はい。…原田さん…来て…ください…!」
彩香は抵抗するどころか、原田の剛直の挿入を助けるべく脚を開き、腰を持ち上げる…。原田はその言葉を聞き彩香にキスをして舌を突き入れると同時にその巨大なペニスをゆっくりと膣奥に進ませる…!
ズ…ニュニュニュニュ…ッ!
彩香「んんんっ…んッ…んんーーーっ!」
先程までの指とは全く違う、ゆっくりと体内に侵入する原田の巨大な男根の感触…。
今までの無理矢理されてきた挿入とは違う、彩香自身が目の前の男を受け入れ、同意の上で結合し、身体と身体が一つに繋がった瞬間だった…。
そんな愛のある性行為の悦びを彩香は初めて全身で感じながら、原田と激しく舌を絡ませ続ける。
しばらく彩香の口内を堪能した原田は一旦唇を離すと、彩香の顔の両横に手をつき、ゆっくりと前後にピストン運動を始め、彩香の子宮を突き上げる。
ヌぷっ…ズンッ…!にゅプッ…ズチュッ!!
彩香「んッッ!ひぁっ!あぁんッ!はぁッ!」
彩香の身体には大きすぎたはずの原田のペニスだが、今や膣肉はしっかりとその全体を包み込むようにペニスを飲み込んでいた。不思議と痛みは全く感じなかった。それはこれまでとは違い、彩香自身が原田のペニスを心から求めているからに他ならなかった。
原田「彩香……気持ちいいか…?」
彩香「き……気持ちぃぃ…!…すごく…気持ちいいです…っ…!」
蠢くように剛直をキュウキュウと締め付ける彩香の膣に、原田は優しくも激しく挿入を繰り返す…。
彩香「あっ、んっ、あっ!ぁあ、んん!」
原田が腰を動かす度に、喜びにも、哀しみにも聞こえる、彩香の喘ぎ声が上がり続ける…。
さすがの原田も今までとは明らかに違い、快感に対して素直な反応を見せる彩香の興奮すると同時に、彩香の感情の変化からなのか、射精を促すように蠢く膣の感触によって、いつもより早く限界が近づく。
原田「彩香…いい子だ…!… くっ……イクぞ…!どこに欲しい…?」
彩香「あッ!あっ!…原田さんのっ…あぁん!好きな…ところに…出して…!」
原田「それじゃあ中に出すぞ…!」
彩香「ぁん!あっ!…ハィ!…来て…ナカ…中にっ…やぁん!中に…奥に…いっぱい…出してくださぃ…!」
原田の腰が激しく動き、彩香と原田の肉と肉がぶつかり合う!
原田「クッ……イクぞ…ッッ!!」
パンパンパン…ズパンッッ!!
彩香「あぁああアアッ……ッッ!!!」
ズビュルゥゥッ!ビュクっ!ビュルゥゥ!ビュク…!
原田が彩香の膣内で果て、大量の精液を吐き出す。
ドクドクと膣内で迸る熱い脈動の感覚は彩香の脳髄にまで突き刺さるように伝わり、その脈動に合わせて彩香も同時に激しいオーガズムを迎える!
彩香の脚が自然と上に持ち上がるように力が入り、固く曲がった足の指先が痙攣するように小刻みに動くと同時に、キュウキュウと膣の収縮を繰り返され、原田の射精をさらに促す。
その収縮はしばらくペニスが抜けなくなるかと思うほどの力で締め付け、まるで原田の精巣から全ての精子を吸い上げようとしている様だった…。
原田「…全部…出してやったぞ……!」
全てを出し終えた原田は彩香に優しく口づけをすると、ペニスを引き抜いた。
こぽっ……!
彩香「はぁっ……ぅ…。」
左右に開いたままの秘裂…ヒクヒクと収縮する膣口からは容量を超えた精液が垂れ落ち、ゆっくりと会陰部を縦になぞるように肛門へと伝っていく。
まだ快感の波の中にいるのか、時折ピクピクと身体を動かし目を開けられない彩香だったが、原田が彩香の前に移動して眼前にペニスを差し出すと、寝ぼけ眼のような小さく開いた目でペニスを咥え、きちんといつものように後処理をする。
レロっ…じゅるるっ……ぬぽっ…。
彩香は少し柔らかくなった原田のペニスの先端に付着した精液と自らの愛液を舐めとり、最後に深く咥えて丁寧に全体を掃除すると、口内で混ざり合った汚液をゴクリと一度に飲み込んだ。
彩香「…ハァ…ハァ……ぁりがとぅ…ござぃました…。」
彩香は快感の余韻に浸るようにベッドに横になり、うな垂れて瞼を閉じた。
調教時に教えた「ごちそうさまでした」という言葉ではなく、彩香自ら「ありがとうございました」という素直な感謝の言葉を口したのを見て、原田は不敵な笑みを浮かべていた…。
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シャワーを浴び終えた彩香は、再び原田と共にソファに座っていた。
彩香「あの……今日は本当に…ありがとうございました…。」
原田「それはこちらもだ。…あのガキどものことは心配するな…。約束は守る。」
彩香「はい…ありがとうございます…。ぁ…あたしはこれからどうすれば…。」
原田「辛い時にはオレに連絡していつでも好きな時にここに来るといい…。ここはお前の家からそう遠くない。今まで通りピルをくれてやる…。」
彩香「……はい。でも……。」
原田「……どうした?」
彩香「…その……また…ひどいことするんですか…?」
原田「フッ…ひどいと思うかは…彩香次第だな…。」
彩香「あの…変な…薬みたいなのを…塗ったりするのとかは…やめて下さい…。」
原田「ハハハ!…分かっていたのか!…大丈夫だ…もうそんなものを使うことはないさ…。」
彩香はこの発言にホッと胸を撫で下ろした。
原田のこの発言は他でも無い、媚薬など使わずとも彩香は既に快楽の虜になったこと確信したことを意味するとも知らずに…。
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原田「マンションの場所はもう覚えたな…?」
彩香「はい…送っていただいて…ありがとうございました。」
原田「これから会う時は今日のマンションにする…いいな?」
彩香「はい…。」
人目につかないところで彩香を車から降ろし、原田は車は走らせ去っていった。
原田は彩香が帰ったのを確認し、車を走らせる。
以前彩香を犯すのに利用していた山沿いの家に向かうと、動画の編集用に使っているパソコンを開いていた。
そのモニターに映るっているのは…あの高級マンションの映像だった。
マンションの部屋には至る所に、もちろんベッドの周りやカーテンの内側にも取り囲むように小型のカメラが仕掛けてあり、録画された動画は全てこの家のパソコンに送信される仕組みになっていた。
(ククク…中年男を心から愛す現役女子高生…純愛モノもたまには悪くない……潮吹きまで撮れたしな…!)
当たり前のように、カメラは先ほどの行為の一部始終も捉えており、原田は笑いながら見返していた。
(あのガキども…パシリがいなくなるのは少し勿体無いが…まあいい…そんなことより、オレの大切な商品に傷をつけられちゃ困るからな…。)
杉崎彩香のレイプ、調教動画…リアルスナッフビデオともいえる動画は、すでに3本目が原田によって編集されて闇サイトはもちろん、原田の持つ顧客に随時販売されていた。
原田は動画をかなり高額な価格設定で販売しているものの、サンプルを観るだけで相当な美少女であることが分かる彩香の動画はすでに数百までダウンロード数を伸ばしていた。というのも動画購入者には、その映像に映る人物が間違いなく現役女子高生の杉崎彩香という少女である証明として、実名、在学高校名入りの学生証の画像、現住所、誕生日、血液型などの個人情報まで閲覧が可能になるという特典が付くため、原田の言い値で買うのも厭わない者も多く、その顧客は日本を含め、各国の実業家や財界の著名人、政治家などの要人にまで及んでいた。さらに彩香の両目にモザイク処理をして画質を落とし、3分程度の断片的な映像は廉価版として一般に販売するなどすることで、原田は大儲けしていた。
また一方で廉価版を購入した者の中には、さらに断片的にした動画や静止画などをディープウェブ上に拡散させる者まで現れ始めていた。
悲しきかな、映像に映る彩香はそんなこと知る由もなく、原田との行為の最後には、必ず感謝の言葉を述べていた…。
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夕方、家に帰った彩香はようやく勇気を出して、スマホを開き、メッセージを確認した。
飯塚、増田からの再三の脅しともいえるメッセージと、あの合宿の日の卑猥な画像が何十通も来ていたが、原田が気にしなくていいと言う言葉から、一通も見ることなくその全てを削除した。
さらに、真希や陽子からの遊びの誘いすら見る余裕が無い程追い詰められていたことに気付き、改めて今日の原田に感謝した。
(真希、陽子、ごめんね…。)
しかし、それらのラインに混じって届いていた健人のメッセージを見た瞬間、目から自然と涙が流れ落ちてきた…。
(大丈夫か?)
(無理しなくていいぞ。)
(明日迷惑じゃなければ会いに行ってもいいか?)
一言一言、胸に突き刺さる思いで確認をしていく。
私はこんなことしたくてしているんじゃない…。
無理矢理されていることだから仕方ない…。
どんなことがあっても心だけは絶対に渡さない…。
そんな風に、今までは自分に言い訳をしていたのかもしれない。
今日はどうだったのだろう…。
あたしは…どんな気持ちで原田さんに犯されたの…?
犯された…?今日の原田さんに一瞬でも強引な瞬間があったの…?
あたしは……あたしは……原田さんに……。
考えながらしばらく涙を流し続けた彩香は意を決して健人へ返信する文章を打ち始めた。
(あたしには…もう…こんな涙を流す資格も…ない…!)
視界を滲ませる涙を拭うと、震える指で送信ボタンを押した。
すぐにトーク画面には彩香の打ったメッセージが送信された。
彩香(健人くん…本当にごめんなさい…あたしは健人くんとはもう付き合えません。別れましょう。)
彩香と健人…2人はすれ違い、それに拍車をかけるように、男たちの欲望はその仲を引き裂いていった…
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