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強姦輪姦 官能小説

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15
投稿者:溯
◆B7dMmAnU0Y
彩香「うん!それで?」

真希「それがね、その人がめっちゃイケメンだったんだ~!」

次の日…4時限目の授業が終わり、昼休みに入ってもすぐに飯塚と増田から連絡は無かった。そのため、彩香にとっては久しぶりにかる真希との昼食を、談笑しながら楽しんでいた。
しかし…休み時間が残り20分になろうとした頃、彩香のスマートフォンにラインが届いた。

増田(体育館横の女子トイレに今すぐに来い!)
飯塚(バスケ部の体育館だからな!間違えんなよ!)

真希「写真もあるけど見る??」

彩香「あ、真希!ごめんね?ちょっと行かないといけないところがあるから…!」

真希「え、ちょっと彩香ぁ!?」

断ることが許されない彩香は急いでバスケ部の体育館横の女子トイレに向かう。
ドアを開けると、そこには飯塚と増田がポケットに手を突っ込んで待っていた。

飯塚「おー、マネージャー!昨日は原田さんに失礼しなかっただろうな!?」

増田「まあいいや!もう15分しかねぇから手短にな!そこの壁に手ェ付いて尻突き出せや!」

彩香「ひっ…!いやっ!」

飯塚「早くしろ!お前が授業に遅れてもオレらは知ったこっちゃねぇからな!」

今まで授業をサボったことなど無い真面目で勤勉な彩香は、焦る気持ちで白いタイルの貼られた冷たい壁に手をつき、少しだけ前屈みになって増田に尻を向けた。

増田「こっちは昨日から溜まってんだからな…!」

増田は待ちきれない様子でズボンを下ろして自らの性器を露わにし、さらに彩香のスカートを捲り上げた後、パンティを横にずらして彩香の性器を露わにした。
増田は横にパンティを引っ張りながら、ペニスを膣口に一気に突き立てた!

ズプゥゥッ!!

彩香「やあぁっ!……っ!!」

パンッ、パンッ、パンッ、パンッ!

彩香「ん、うっ!くっ、ぁっ!」

突然の挿入の後、増田は彩香の腰のくびれた部分を両手で持って激しいピストン運動を始めた…!彩香は痛みに耐えながら、突然の激しい抽送を臀部で受け止める…。

増田「くっ…!出すぞ…!」

彩香「ぅ、あぁ…ッ!!」

増田は彩香の腰を掴んで自分に引き寄せると、膣奥で思い切り精を放つ…!
増田が膣からペニスを引き抜くと、続いてすでにペニスを露わにした飯塚は間髪入れずに彩香の膣口へ挿入する…!

ズチュゥッ!

彩香「いやぁ…っ!!」

パンッ、パンッ、パンッ、パンッ!

彩香「あっ、ンん!やっ、やぁっ!」

飯塚「ハハ、マネージャー、嘘つくなって!そんなに喘いで今さら嫌なわけないだろ!」

飯塚は増田と同じく激しいピストン運動を始め、声を上げる彩香を笑った。

飯塚「マネージャー…イクぞ…!!」

彩香「ぁんんっ…!!」

飯塚もすぐに彩香の膣奥で絶頂を迎え、思う存分精を放出した。
飯塚は彩香の膣からペニスを抜き、指で横にずらしていたパンティを元に戻す。すると、逆流した彼らの精液が彩香のパンティのクロッチ部分に滲んでしまった。
その時、ちょうど授業開始5分前の予鈴が鳴った。

増田「よかったな、授業に間に合って!」

飯塚「マネージャー!また後で部活の時にもよろしくな!」

飯塚と増田は彩香のことなど気にも留めず、そそくさと授業に向かっていく。彩香はパンティが汚れてしまったことを気にしつつも、それに続くようにトイレから授業に向かった…。

…こうして原田の調教前には部活終了後も全く連絡が無かったことが嘘のように、飯塚と増田の行為は再開した。
プール開きをしたことにより体育館裏の水泳部倉庫が使えなくなったことから、飯塚と増田の呼び出しはバスケ部練習用体育館横の女子トイレに変わった。

飯塚と増田はそれこそ原田に言いつけられたルールに反さない範囲で、ありったけの欲望を容赦なく彩香にぶつけるようになった。
昼休みなどの休み時間のみならず部活中にも何かと理由をつけてはほぼ毎日、少なくとも1日1回は彩香を呼び出し何らかの性行為を強要した。
ピルを服用していることをいいことに避妊具など使用するはずもなく生で挿入、中出しは当たり前、肛門に挿入した際には大掃除などと称してわざと丹念にペニスを舐めさせ、時間がない時には挿入してすぐに射精、逆に時間があるときには手や口で丁寧に奉仕させた後に挿入したり、時にはそのまま口内や顔面に射精、その際には精液を残らず飲ませるだけでは飽き足らずそのまま再度行為に及んだり、わざと身体に付着した精液を拭き取る時間も与えずに授業に行かせたり、部活中にはわざと口内に射精した後、精液を飲むことを許さず口に溜めさせたまま体育館に戻し、狼狽しながら部活に参加する彩香の様子を傍観して楽しんだ…。
当然、そんなことばかりしていれば健人を含め同級生や部員に怪しまれてしまうリスクは高まるが、彩香のそんなリスクなど飯塚と増田が気にするはずもなく要求は強まっていった。

そんな受難の日々が続いた週末の金曜日…。

真希「彩香、おっはよ~!…あれ?ポニーテールだ~!何?彼のためにイメチェン??」

彩香「お、おはよ~!…イメチェンなんて…そんなんじゃないよ…!」

真希「また~、照れちゃって!悔しいけど似合ってるし…!」

彩香「あ、ありがと…。」

セミロングの髪の毛を後ろに結い、ポニーテールで登校してきた本当の理由を、彩香は誰にも話すことは出来なかった…。

そして昼休み…いつものようにラインメッセージが数通届き、彩香は慌てて確認する。

飯塚(今日の昼、トイレどうする?)

増田(おーいいね!行く行く。)

彩香(わかりました。)

原田と契約してからわずか1週間で、いつの間にか、飯塚、増田、彩香の3人のライングループ内では、メッセージの中に「トイレ」の単語が含まれれば、それは必然的に彩香への呼び出しを意味するようになっていた。その遠回しな呼び出しメッセージに対しても彩香に拒否権などあるはずもなく、慌て返信のメッセージを打ちながらてトイレに向かう…。一方で飯塚と増田は、彩香の返信すら待たずに体育館横の女子トイレに向かうのだった…。

--------------------

彩香「あぁ……ぁあっ……!」

飯塚と増田の呼び出しに応じた彩香は、昼休みに2人に強姦されていた。
ジメジメとしたトイレの中の狭い個室内、洋式便器の蓋の上に仰向けで上半身だけを乗せられた体勢の彩香…。セーラー服とスカートは乱雑に捲り上げられ、脱がされたピンク色のブラジャーとパンティは、薄汚れたトイレの床に放置されている…。増田は彩香の両脚を大きく開き、持ち上げるように左右の太腿をそれぞれ両脇に抱えながら覆い被さるようにして激しく腰を振っており、無惨に露出した彩香の乳房はその前後運動に合わせて激しく揺さぶられ、プラスチック製の固いフタが彩香の動きに合わせてカタカタと音を立てている。

飯塚「そんな気持ち良さそうな声出してると誰かに聞かれちまうかもしれねぇぞ!?まあいつものことか!」

飯塚は笑いながらわざと彩香の羞恥心を煽るが、挿入前に言われた「絶対に口を閉じるな」という飯塚の指示を彩香は守らなければならず、増田の腰の動きに合わせて、喘ぐような声が出てしまうのは仕方のないことだった。
口を開けたままの性行為はまるで高級ラブドール、彼ら所有のダッチワイフにでもなってしまったかの様だった。
激しい挿入に身体を揺さぶられながらもそれに耐えるように強く瞼を閉じ、自ら身体を動かすこともなくただ天井に向けて大きく口だけを開けている。そのため、少しでも声を抑えたい彩香の気持ちとは裏腹に、激しい挿入による衝撃で、悲鳴とも喘ぎともとれる弱々しい声が、個室から漏れ出すようにトイレの中を哀しく響いていた。

増田「ぐ…出る!マネージャー、イクぞ!」

増田が限界を迎えてペニスを引き抜くと、素早く彩香の顔の上にペニスを近づけ、彩香の口内目掛けて上から注ぎ落とすように射精する。
射精にあまり勢いは無かったものの、鈴口から溢れ出すドロドロとした濃い液体が何滴もの大きな固まりとなり、糸を引きながら彩香の口にボトボトとこぼれ落ちて来た。

彩香「ん…や…っ!」
(!!…気持ち悪いッ!!)

飯塚「おい、何逃げようとしてんだ!口開けてろって言ったろ!」

増田は自身の先端から滴り落ちる精液をわざと狙いを外し、彩香の鼻の頭や口の周りに面白がって付着させる。彩香がそれを嫌がり顔を背けようとしても、飯塚が横から両手で彩香の頭を抑えているため、それすら出来ない。
増田が全て精液を出し終えると、やや黄身がかる粘つく塊のような液体が、彩香の頬や鼻、綺麗な白い前歯や、舌の上にへばりつくように付着していた。
そのまま増田は便座に乗せられた彩香の上半身をまたいで移動すると、彩香のポニーテールに縛った髪を掴んで汚れたペニスを無理矢理咥えさせる。同時に飯塚がその後ろに並ぶようにして彩香の膣へ挿入した。

ズリュリュ!

彩香「んむぅぅ!」

増田「ただ咥えてりゃいいってもんじゃねぇんだよ!もっと舌を使え舌を!腰は飯塚が振ってくれるからマネージャーはひたすらオレのを舐めてりゃいいんだよ!」

増田は掴んだ髪の毛を容赦なく引っ張って、彩香の頭を激しく動かして催促する。
彩香は言われた通りに鈴口から滲み出る精液を吸い出し、唇からはちゅうちゅうと吸引音が立つ。

増田「よし…そうだ、残り汁までちゃんと吸い出せ!」

増田が彩香にペニスを吸わせている姿を上から眺めながら、飯塚は激しく腰を振り続けていた。

飯塚「うぉぉ…いい顔して咥えてんなぁマネージャー!すぐイッちまいそうだ…!」

増田「ほら!もう一発くれてやるからな!」

飯塚の言葉を聞いた増田は彩香の口からペニスを抜き、跨いでいた体勢から器用に片足を上げて彩香の横に移動すると、自身の射精時に飯塚が頭を掴んでいたように、今度は増田が彩香が頭を動かさないようがっしりと掴んだ。そう広くはない個室内にもかかわらず、彩香を犯す飯塚と増田のコンビネーションは抜群だった。

増田「おい!そのままオレの精子は口に溜めとけよ!一滴もこぼすんじゃねぇぞ!!」

口を閉じてうなずく彩香だが、飯塚の腰の動きが慌てたように早まり、身体を激しく揺さぶられる。

飯塚「くっ!イクぞ!…おい、早く口を開けろ!」

彩香「……あっ…ぁ……!」

彩香は増田の精液を溜めたまま口を再び開け、今度は飯塚の射精を待ち構える。
口の中のドロドロとした液体が飯塚の腰の動きとともに揺れ動くと、精液独特の塩素のような臭気が湧き上がってくる。

(……く…臭い…!…息が…苦しい……!)
増田の精液を口内に溜め続けているため、彩香は鼻で呼吸をするしかなく、呼吸の度に口に溜まった精液の匂いが鼻腔を通り抜ける…!その強烈な生臭さに耐えながら、未だ飯塚の激しい挿入に揺さぶられ続ける彩香は呼吸すらまともに出来ない。
そんな彩香の苦痛など知る由もなく、飯塚は自分勝手にしばらく腰を振り続けた後、限界を迎えると慌てるようにペニスを引き抜き彩香に跨った!

飯塚「うぉぉ…!」

彩香「……!!」

びゅッ…ビュるっ!…びゅぅっ!…びゅっ…!

よほど気持ちが良かったのか、飯塚の鈴口からは勢いよく白濁とした汚液が飛び出し、脈動の度にすでに増田の汚液を溜めた彩香の口内、喉奥へと飯塚の汚液が飛び込む!
増田と同じく、わざと的を外して飛び出したものは、彩香の口からはみ出すように唇から頬、耳に向かって白い筋を作るように汚していく。
飯塚が汚液を全て出し終えると、彩香の口内には飯塚と増田のもの、2人分の精液は混ざるとも混ざらず、黄色とも白色ともとれる濁ったマーブル模様の液体となって今にも溢れそうにドロドロと溜まっていた。

飯塚「すげぇ大量だ…!おい、絶対にこぼすなよ!もし一滴でも溢したら便器だろうと床だろうと、全部舐めさせるからな!」

飯塚は自分でわざと的を外したにもかかわらず、彩香の顔面を伝う精液を、ペニスの先端を擦り付けるようにしてかき集め、一滴残らず彩香の口内に掻き込む。さらに増田と同様に彩香のポニーテールの髪の毛を掴むと、ペニスを無理矢理掃除させ、残り汁まで吸わせる。

飯塚「こうするとやっぱ掴みやすくていいな!」

増田「マネージャーも髪の毛汚れたら大変だろ!よかったな!」

彩香の髪の毛をポニーテールにさせたのは、飯塚と増田の身勝手な提案だった…。

飯塚「おい、口開けろ!」

増田「うわっ!すげえ量!きったねぇ!」

彩香の槌を掴んで口を開けさせると、自分達2人分の大量の精液が溜まっていた。
目を潤ませながら口を開ける彩香の姿に、増田は容赦なく罵声を浴びせた。だが…実際には彩香の顔は美人マネージャーの面影を無くすどころか、美しい顔立ちに男の精液という、相対するものが調和したことで何処か芸術性さえ感じさせていた。
美しいものを汚す背徳感…。
幸か不幸か、どんなことをされようとも変わることのない彩香の美しさが、この男たちの欲望を掻き立て続ける要因の1つとなっていた。

飯塚「よ~し、ちゃんと全部飲めよ~?さすがのマネージャーもそれだけ飲めれば満足だろ!」

飯塚のわざとらしい屈辱的な言葉に耳を傾けないようにしはがら、彩香は息を止め目をギュっと閉じると、もはや言われずとも分かっていると言わんばかりに、細い喉を懸命に動かした。

彩香「ン…ゴキュ……コクっ……ゴクンッ!………グ…ぁ…。」

何度か彩香の喉が動く度に聞こえるほどの大きな音が鳴り、説明せずとも飯塚と増田に大量の精液を飲み干したことを伝える。
嚥下された大量の精液は強いアルカリ性によって彩香の喉をピリピリと焼きながら食道を通り、彩香の血肉となるべく胃の中へと流れ込んでいく…。
今では毎日のように味わわされている味だが、彼らの男性器からこれ見よがしに排出されたこの液体を何度飲み込もうと慣れることなく、彩香はいつも苦悶の表情を浮かべそうになる。しかし…それすらも隠すように2人の体液を一気に飲み下すと、今までの言いつけを守るようにゆっくりと口を開け、改めて一滴残らず飲み干したことを2人に確認させる。

飯塚「2人分一気飲みかよ!精子は美容にいいらしいけど毎日オレらの飲んでるから肌の調子もいいんじゃねぇか!?」

増田「全部オレたちの教育のおかげだな!ようやく一人前のマネージャーになってきたじゃねぇか!」

彩香は2人の愚弄するような態度にも必死に涙を堪えていた。
自分の口内に広がる精液の悪臭、身体の中まで汚されるような感覚に嗚咽をしそうになりながらも、泣いたり嗚咽したりする姿を見せて飯塚と増田をさらに喜ばせるようなことは意地でもしたくないという僅かばかりの抵抗だった…。

そうした日々の部活終了後には、彩香の受難の日々など全く知らない健人と一緒に帰宅し、何事もなかったかのような態度で優しいキスを交わす。
そのひと時、一瞬の幸せのためだけに、彩香は辛い日々を耐え抜いていた。

ようやく金曜の部活が終わり、健人と帰宅する時間を迎える。
この日は彩香にとって特別な日だった。日曜日、部活が休みの日に健人とデートの約束をしていたからだ。
彩香は先に帰り支度を済ませて部室で待つと、健人がやってきた。

健人「おう、彩香お疲れ!すぐ着替えるから待っててくれ!」

彩香「うん!じゃあ…部室の外で待ってるね。」

健人は数分すると慌てて着替えて出てきた。

健人「遅くなってごめんな!さて、帰ろうか!」

彩香「うんっ!」

校門を出てしばらくすると、健人は急に顔を赤らめてそっぽを向き、手を差し出す。
彩香は健人の精一杯の気持ちを汲み取り、差し出されたその手を優しく繋いだ。
誰もが羨む美男美女の高校生カップル。
そんなバラ色とも言える帰り道、健人と日曜日の計画を練った。

健人「彩香はどこか行きたいとことか…あるか?」

彩香「うーん、どこでもいいよ?……健人くんとなら…。」

映画館、カラオケ、レストラン、カフェ…。健人とならどんなデートでも嬉しかった彩香は正直な気持ちを答えた。そんな彩香に健人の顔は一気に真っ赤になる。

健人「お、おう…オレも…どこでも……。あ、そうだ!…じゃあ、テニスでもやらないか?」

彩香「え??…いいけど…健人くんラケットとか持ってる?」

健人「一応親父のがあったはず…。じゃあ、日曜日はテニスしに行こう!」

彩香「う……うんっ!!」

デートの約束を交わすと、健人は彩香に帰り道で優しい軽いフレンチキスをして帰って行った。

(いつも部活で疲れてるはずなのにテニスって…でもなんか…健人くんらしい…!)
彩香が想像していたデートとはちょっと違ったが、いかにもスポーツマンの健人らしいデートの誘いに笑みをこぼした。陵辱される毎日の中での僅かな健人との時間だけが彩香の唯一の心の拠り所だった…。

日曜日…。
彩香は待ち合わせより3時間も早く起きて支度をしようとするが、その前にあることに気がついた。きちんと生理が来ていたのだ。
薬の効果かはわからないが、とりあえず妊娠の危険は無いことに彩香は安堵する。
健人とのデートで綺麗な下着を着用出来ないことに少し残念に思えたが、そんなこと気にならないほどにはやる気持ちで支度を終えて軽快な足取りで健人の家に向かう。

(ラケットも、ボールも良し!……オシャレは出来なかったけど……楽しみ…!)
まだまだ覚えたてのいつものナチュラルなメイク、私服は着れなかったがお気に入りのテニスウェアを着た彩香の表情は輝いていた。
万が一でもテニスウェアが汚れることのないように、生理ナプキンもしっかりと用意した。
彩香自身、心なしか胸が膨らみウェアが小さく感じたが、コンプレックスであった胸が少しでも大きくなったことは素直に嬉しかった。しかしそれは飯塚や増田、原田との性行為が理由の一つであることを、意気揚々と歩く彩香は気がついていなかった…。

健人の家に行くと、家の前で彩香を待つ健人の姿があった。健人はいつも通りのスポーツマンらしくジャージを着て待っていた。

健人「……彩香!おはよう!」

普段見ない化粧姿、そしてノースリーブにスカートスタイルのテニスウェアを着ている彩香に健人の胸も高鳴る。

彩香「健人くんおはよう!…それじゃあ…行こっか…!」

普段…特に最近はあまり見ることのなかった活発な彩香に健人も笑顔になり、手を繋いでテニスコートに向かった。
彩香と健人の家からそう遠くない場所に屋外テニスコートがあり、そこで2人はテニスを楽しんだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

健人「くっそぉ!また負けた!…彩香強すぎ…!テニスは難しいわ!」

彩香「健人くんだってやったことないのに充分強いよ!……ふふっ…もう一回する?」

健人は奮闘するも、彩香の得意なテニスでは1度も勝つことは出来なかった。
2人がテニスを楽しんでいると時間はあっという間に流れ、すぐに正午を迎えた。

健人「もう昼だな。…昼飯買いに行こうか。」

彩香「あ、大丈夫!…実は…お弁当、作ってきたんだ…!」

彩香は早く起きて、健人の分のお弁当も作っていた。
健人に手作り弁当を渡し、一緒に食べる。

健人「これ、彩香が作ったの?…すげぇうまそう!…ありがとな!…いただきます!」

卵焼き、タコさんウインナー、生姜焼き、煮物など、ボリュームもたっぷりで、新婚夫婦の愛妻弁当のような出来栄えの彩香の手作り弁当を、健人はあっという間に平らげてしまった。

健人「本当に美味かった!…ありがとうな。」

彩香「よかった!…また作るね…?」

2人の間に優しい時間が流れる。
しかし空は急に雲行きが怪しくなり、ポツポツと雨が降ってきた。

彩香「あれ?…雨…降ってきちゃったね…。」

健人「そうだな…その内止むんじゃないかな?」

2人は一旦テニスコートから離れて、近くの建物の屋根の下で雨宿りをした。
しかし天気はみるみる内に悪くなり、雨足は強まり続けて土砂降りになってしまった。

健人「待ってても止みそうにないな…。」

健人はおもむろにカバンの中に手を入れると、しまってあったジャージの上着を取り出し彩香に渡した。

健人「寒いだろ?…こんなのしかないけど…。」

彩香「あ、ありがとう…。」

彩香は渡されたジャージを着る。ジャージから香る健人の汗の匂い…。健人の優しさに彩香は胸がドキドキと高鳴った。

健人「彩香、この後オレの家行かないか?もうすぐ期末テストがあるだろ?…実はさ、勉強教えて欲しかったんだ。」

彩香「え?勉強?…うん!いいけど…。」

健人「ありがとう!それじゃあ急ごう!待ってても風邪引いちまう!家まで走るぞ!」

彩香「え?…うんっ!」

健人は彩香の手を握ると、雨から彩香を守るかのように走った。
ものの数分で健人の家に到着し、すぐに玄関へと入ったが、健人は彩香を濡れないようにして走ってきたせいもあってかびしょびしょになってしまった。

健人「彩香、大丈夫か?」

彩香「あたしは大丈夫!それより健人くんビショビショ!寒くない…?」

健人「オレは大丈夫!すぐにタオル持ってくるから待ってて!」

健人はびしょ濡れの服を素早く着替えると、タオルを持ってきて2人で濡れた身体を拭いた。

健人「とりあえずオレの部屋へ行こう。」

彩香は2階に上がり、健人の部屋へ入った。

彩香「おじゃまします…。」

健人の部屋はバスケ一色で、NBA選手のポスター等で飾られていた。
風景は変わったものの、幼い頃に来た健人の部屋を思い出し懐かしく感じていた。
そして健人は彩香が仲良しだった小学生の頃ぶりに家に来てくれたことに嬉しく感じていた。健人が彩香に見とれていると、彩香は健人から渡されたジャージを脱いだ。

彩香「健人くん、ありがとう。お陰で濡れないで済んだよ。健人くんは大丈夫?」

彩香が健人の手に触ると、かなり冷たくなっていた。

彩香「健人くん!大丈夫!?」

健人「少し寒いけど、大丈夫だよ!」

彩香「ほ、本当に?だめだよ…もっと暖かくしないと!」

彩香は健人に失礼だと思いつつも、大丈夫と言う健人をベッドに入れようと掛け布団をまくった。

彩香「健人くんはしばらくベッドに入ってて…?あたしは机を借りていいかな?そのまま一緒に勉強しよ…?」

健人「大丈夫!すぐにあったまるって!」

彩香に勧められてもベッドに入ることを拒否した健人は、誤ってベッドの角でつまずいてしまう!

健人「うわっ!」

彩香「きゃっ!」

健人と彩香はバランスを崩して2人でベッドに倒れこんでしまう。

…横向きに抱き合うような形で倒れた2人…互いに見つめ合い、数秒間の沈黙の時間が流れた。

健人「あ……ごめん!」

健人が立ち上がろうとするのを阻止するように彩香は健人を抱きしめた。

彩香「健人くん……このまま……。」

健人「…………?」

彩香「ずっと……一緒に……いたいの…。」

真っ直ぐな目で見つめてくる彩香…。あまりに突然の出来事に受け答えできないでいる健人とともに、ベッドに入り布団をかけると、健人の身体に優しく腕を回した。

彩香「あたしが健人くんのジャージ着ちゃったせいで…。…こうしてれば…少しはあったまるよね…?」

健人「彩香……?」

彩香「健人くん…。」

自分でもどうしてこんなに大胆なことが出来てしまうのか不思議だったが、彩香は心の底から健人を求めていた。
男として引き下がれない状況に、健人は顔を真っ赤にしながらも、勇気を出して彩香に問いかけた。

健人「……彩香、オレで…いいのか…?」

彩香との時間が取れず、キスだけで終わってしまっているのとにもどかしさを感じていたのは健人も同じだった。

彩香「う…うん…もちろん…。でもね、健人くん…あたし……その……実は今日生理が来ちゃって……ごめんなさい…。」

健人「え?いや、そんなつもりじゃなくて…!大体、なんで彩香がそんなこと謝るんだよ。」

思わず言葉を濁す健人に、彩香は申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

彩香「ううん…ごめん……。だから…健人くんは…じっとしてて…?」

健人「……え?」

彩香はそれ以上何も言わず、健人を仰向けにするように身体を上に重ねると、優しくキスをした。
普段からは想像もつかないほどの彩香の積極的な行動に健人は動けずにただキスに応じる。
健人の目の前で、目を閉じて積極的に、それでいてとても優しいキスをしてくる彩香に興奮しないでいられる訳もなく、すぐに健人の下半身は反応した。
しばらくすると、健人の唇を彩香の舌がノックする。健人は驚きながらも唇を開くと、彩香の舌がゆっくりと口内に侵入し、ねっとりと絡まってきた。

彩香「んちゅっ……はぁ……ちゅぅぅ…。」

舌を絡める熱いキスを交わし、吐息が溢れる。この時には健人はもう寒さなど忘れていた。

(健人くん………!……健人くん………!)
大好きな健人への愛をここぞとばかりに爆発させ、彩香はキスしながらゆっくりと健人のシャツを捲り上げていく。

健人「あ……彩香…?」

彩香は重ねていた唇をゆっくりと離し、そのまま健人の首筋に舌を這わせていく…。
汗の塩気がする健人の首筋…彩香にとってそれはどんなものよりも綺麗で神聖なものとさえ思えた。

(あたし……最低……最低な女だ……!)

健人への想いが強くなればなるほど自分自身のいやらしさ、汚さに嫌気がさしたが、いけないとわかりつつも健人を求めずにはいられなかった。

健人「ぐぁっ……あや…か……うっ…。」

シャツを捲り上げ筋肉質の身体に彩香の舌が這う。その柔らかな舌と唇の感触、テニスウェア越しに押し付けられる彩香の胸の柔らかさに、健人は震えるほどの快感を覚えていた。

(…ん…汗の匂い……健人くん……あたしが綺麗に…してあげるね…?)

彩香は健人の汗の匂いを嫌がるどころか、むしろ積極的に脇周辺や、胸、そして乳首をねっとりとキスをしながら舌を這わせて、丹念に愛撫する。
やがて彩香は布団に潜り込みながらたくましく割れた腹筋、ヘソや腰の部分まで愛撫すると、やがてなぞる舌はついに下半身に到達する。彩香は布団の中で愛撫し始めた時から起立していた熱い剛直の存在にゆっくり手を伸ばしてジャージの上から優しく触れた。

健人「あ、彩香…っ!そんなところ触ったら…!…あ、ごめん…!これは…違うんだ…!」

彩香「ううん……すごく…嬉しいよ…?………ねぇ、健人くん…あたし…その…健人くんを……気持ち良く…してあげたい…。ごめんね…、おかしいよね?…こんなの…。」

年頃の男子なら当たり前ともいえる身体の反応を、恥じらって慌てる健人をエスコートし、自分が今、素直に思っている気持ちを伝える。たとえ淫乱な女と思われようと、大好きな健人に彩香がしてあげられる精一杯の懺悔…。それは奇しくも悪漢たちに教え込まれた行為だった。

健人「彩香っ…全然…おかしくないけど……ごめん!…オレ…勝手に…こんなになってて…!」

彩香「…ううん…健人くん、大好きだよ……。く、口で……してあげるから…ね…?こんな……こんなあたしで…ごめんね…?」

健人「ちょっ…彩香…!」

彩香はそう言いながら健人のジャージとパンツを腰からゆっくりと下げていく。太ももまで下ろすと途中までジャージで引っかかっていた剛直が解放され、跳ね上がるように彩香の顔面にそそり立った。
勃起した健人のペニスはその体躯の通り、原田のペニスにも劣らない立派なモノだった。しかし、彩香にとって大きさや太さ、硬さなど関係ない。愛する健人の男性器だからこそ愛おしいと感じていた。

健人「えっ…!…あ、彩香…?」

突然下半身を露出された健人が下を見ると、薄暗い布団の中にいる彩香と自分の肉棒越しに目が合った。彩香の顔が次第に赤くなるのが見え、健人も恥じらいと同時に申し訳ない気持ちになった。

彩香「恥ずかしいよ…!このまま…布団の中ででもいいかな…?…健人くん……あんまり、見ないでね…。」

健人「わ、わかった…!ごめん…!」

真面目な健人は彩香を見ないように目を閉じて身を委ねた。

彩香「…それじゃあ……するね?」

彩香はゆっくり肉棒に指を絡ませると、目を瞑る健人の身体はビクッと反応した。
その反応にすら愛おしくなった彩香は舌先で亀頭をペロリと舐めた。

健人「うっ……!」

初めて自分の性器に人間の舌が這う感触…。快感に思わず声が漏れる健人。その舌が彩香のもので、自分の性器を舐めているというだけで、頭がクラクラとするほど興奮していた。

(これが……健人くんの……味…。健人くんの…匂い…。)

彩香は確かめるように、まるで本当にソフトクリームでも舐めているかのように健人のペニスを愛おしく味わった。
ペロペロと亀頭全体を丁寧に舐めると、裏筋に舌を這わせながら肉棒を優しくしごく。

彩香「ペロッ……じゅリュッ…ぬちゅ…ペロ…ピちゅっ…。」

彩香は陰茎の全体を余すことなく、丁寧に舌を這わせながら、徐々に頭を下に潜らせて少し毛の生えた陰嚢を舐め始めると、中にぶら下がる2つの睾丸を吸ったり転がしたりして刺激した。健人は想像を絶する彩香のテクニックに、身体が震えるほどの快感に悶えていた。

健人「うぐっ……彩香…だめだ!…そんなところ…!」

(健人くん…ごめんね…。あたし…本当はもう…こんなにダメな女の子なんだよ…?)
それは決して彩香の真意ではなく悪漢たちに強引に教え込まれた行為。だからといって、健人に対してのここまでの行為は彩香から進んで行ったことに違いはない。紛れもなくそれは自分自身の中に芽生えていた性欲というものであることを彩香も気付いていた。

チュ……レロレロッ……にゅっ…パクッ…!

陰嚢から再び陰茎の根元、カリ首の溝や亀頭まで肉棒全体を舌で舐め上げると、唇と舌で愛撫するようにペニスの先端から徐々に咥えていく…!

健人「彩香!…やばいって…!」

彩香「…ァむゥ……ング……じゅ…ルッ……にゅリュ…ん…!」

健人のペニスに合わせて徐々に口を開け、先端が喉に当たるほど奥まで咥えると、吸いながら上下したり、裏筋やカリ首に舌を回したりと、彩香は持てる限りの技術で刺激した。
健人が好奇心に少しだけ目を開くと、薄暗い布団の中で、彩香の薄く塗られたピンク色のルージュが円を描くように上下していた。
幼い頃からずっと想いを寄せていた、幼なじみの彩香が今まさに自分の性器を咥えている…それを見ただけで、健人はすぐにでも射精してしまいそうな程興奮してしまう。

健人の鈴口から溢れ出る先走り汁、そして陰嚢の中の精巣が早くもせり上がりはじめ、陰茎は硬さを増し始める。
彩香は原田や飯塚、増田にフェラチオを強要されてきたことで、男性器のわずかな動きからいち早く健人の射精が近いことを感じ取ると、口での刺激を続けながら陰茎の根元に指を絡めて上下にしごき始める。

(健人くん……出して…、…いっぱい……出して…!)

彩香の口内、健人のペニスには柔らかな舌が時には亀頭部分にねっとりと絡み、時には鈴口を舌先が舐(ねぶ)るように前後する。柔らかな唇は根元から先端へ交互に上下運動し、竿、カリ首の溝、亀頭を優しく締め付ける。さらに細長くしなやかな指先が時に陰嚢を揉んで精巣を転がしたり、しっかりと陰茎の根元を握り、激しくしごいて射精を促す…!
健人はフェラチオをされること自体、初めての経験にもかかわらず、彩香のとんでもないテクニックにひとたまりもなく、瞬く間に限界を迎えた。

健人「あぁっ…!彩香…もうダメだ!…口を…離してくれ!」

健人は彩香に気を遣ってフェラチオをやめさせようとして体を激しく動かそうとしたため、彩香は一旦口を離した。

彩香「ハァ…ハァ…健人くん…!気にしないで…。そのまま……そのまま…出していいから…ね?」

彩香はそういうと再びペニスを咥えて激しく刺激を始めた。
健人は彩香のあまりに妖艶な姿に、もうどうすることも出来ないまま射精に導かれた。

健人「彩香っ!ダメだ!!ごめん……もう…出るッ…!!」

ジュぷッ!…グっ…じゅるッ!…ジュッポっ!…………!!

激しいフェラチオ…その卑猥な吸引音が一層強くなった時、健人が限界を迎える。
彩香の口内でペニスがしばらく膨らみ続けた後、彩香の口内で勢いよく射精が始まった。

彩香「ン…っ!」

ビュルゥ…ビュクッ!…ビュルッ!…ビュゥっ…!

(すごい…勢い…!熱い…っ…!健人くんが……いっぱい…いっぱい…出してくれてる…。)
迸るように飛び出した熱い精液は、健人のペニスが激しく脈を打つ度に彩香の口蓋垂を叩き、喉奥に叩きつける。彩香はそれさえ嬉しい気持ちになりながら、むせそうになるのを懸命に耐えて口内に溜まる健人の精液を舌で味わっていた。
射精の勢いが徐々に弱まるのを感じながら、優しくしごき上げながら最後の一滴まで残さないように吸い出すと、彩香はゆっくりと健人のペニスから口を離した。

健人「くっ…あ、彩香!ごめん…すぐにティッシュ持ってくるから!」

彩香はまだ射精の快感の余韻から満足に力が入らない健人がベッドから出ようとするのを、彩香は足を抑えるようにして止めた。

健人「…!……?」

制止された健人が薄暗い布団の中の彩香を見ると、彩香は首を振っている。
健人がそのまま見つめると、彩香は苦しそうな、切なそうな、それでいてなんともいえない優しく微笑むような表情で喉を動かした。

彩香「ん……ゴく……ゴっ…クン……!」

口内に射精された健人の精液を、彩香は躊躇なく飲み干してみせる。
愛情があるからこそ健人の精液を自分から飲みたいと思ったのは事実だが、彩香にとってもはや、口内に射精された後の精飲は当たり前の行為となっていた…。

健人「彩香…まさか…飲んじゃったのか!?…ごめん…!」

健人は心の底から申し訳なさそうに謝っている。普段、無理矢理そういった行為をやらされている彩香はそれだけで健人の優しさを強く感じることができた。
しかし、その愛情に彩香は思わず涙が出そうになる。こんなにも汚れてしまった自分を彩香は責めていたのだ…。

彩香「健人くん……あたしこそ……こんな私でごめんね…?こんなの…変だよね…。嫌いに…なったよね…。」

健人「!……何言ってんだよ…!オレは…彩香が大好きだ!本当に…ありがとうな。」

少し潤目になっている彩香を健人は布団の中で強く、強く抱きしめた。健人は彩香が少しも汚れているなどとは思わなかった。例え彩香のテクニックが今まで誰かとの恋愛で覚えたことであったとしても、そんなの関係ない。
そんな部分も全て含めて健人は彩香を愛していた。

健人は彩香を抱きしめながら彩香とキスをしようとする。

彩香「!……だめだよ!…あたし、口ゆすいでくるから…!」

健人「そんなの…関係ない!」

ちゅっ…!

健人はまだ自分の精液の匂いのする彩香に遠慮なくキスをした。彩香に飲んでもらった精液を、出した自分自身が嫌がることはおかしいと単純に思ったからだった。

(健人くん……好き……どうしよう……どうしようもないほど…好き……!)

2人は再びお互いの口を貪り合うように激しいキスをした。

彩香「……んちゅ…レロ…。……!」

彩香は健人のペニスが再び元気を取り戻してムクムクと反り立つのに気づいた。健人も同時にそれを彩香に気づかれたことに気づく。

健人「あ……ごめん!!」

慌ててパンツを履いて隠した健人に彩香は笑いながら答えた。

彩香「健人くんにだったら……いつだって……なんだってしてあげる…。……なんてね…!」

いたずらに笑う彩香を健人は再び強く抱きしめてキスをした。

---------------------

楽しい、そして甘く優しい時間はあっという間に過ぎ、外は日が暮れて暗くなっていた。
健人は彩香に勉強を教わった後、家まで彩香を送った。

健人「今日はありがとな!彩香のお陰で少しは出来るようになったかな…。でもテスト期間はオレ、勉強しないとダメそうだ…。次はいつになるかわからないけど…また休みの日は絶対遊ぼうな!」

彩香「うん!…あたしのことは気にしないで、勉強してね!…こちらこそ…今日本当にありがとう…。」

健人「おう!…あのさ彩香……大好き…だ。」

ぎこちなく言う健人に彩香も応えた。

彩香「あ……あたしも…健人くんが…大好き…!」

微笑みながら背伸びして、健人に軽くキスをした。

彩香「本当にありがとう。それじゃあ…また学校で…!」

健人「お、おう…!ありがとな!…じゃあ、また!」

健人の背中が見えなくなるまで、彩香は見送っていた。
彩香は健人との楽しい時間には見ないようにしていたが、スマホには何通もメッセージが来ていた。
誰からの連絡からかは想像がついていたが、スマホを見て恐る恐る内容を確認すると、一気に地の底まで落とされるような感覚に陥った。

原田(これから1週間テスト期間らしいな…。一日、うちに勉強しに来るといい。今回は時間があるからみっちりと指導してやる。毎日でもいいがな…!)

飯塚(これで明日からテストになるな!明日は弁当持って来い!テスト期間中だろうと、ちゃんとオレたちには付き合ってもらうからなぁ!それと原田さんとこには一回以上顔出すことだ!その日だけは勘弁してやる!)

増田(マネージャーは勉強は出来るからテスト期間も大丈夫だな!うちの部活のマネージャーの仕事は勉強なんかよりも大切なんだよ!場合によっては夜までかかる仕事もあるかもなぁ!まあお前が希望してバスケ部に入部したんだから頑張れや!)

各々、あまりに自分勝手な連絡…。さらに飯塚と増田からは、これまでに撮影した、膣と肛門、前後の2つの穴にそれぞれペニスが挿入され、飯塚と増田の大きな身体に挟まれながら背中を反らせて泣き叫ぶ彩香の画像が送信されてきた。

(この………変態!!……なんで…?なんであたしが…こんな目に…?)

彩香は自宅の前で崩れ落ちるように泣いた。自分が傷つくことよりも、健人を裏切ること、裏切ってしまっていることが何よりも辛かった…。
しかし、彩香にはもちろん選択肢は残されていない…。
大好きな健人を、健人の夢を守りたい…。
一時の快晴、凪のような日が終わり、彩香は再び吹き荒れる嵐のような日々に身を投じていく…。

※元投稿はこちら >>
22/07/23 22:07 (l7BMrS39)
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