【98.出会い系】
「はじめまして。キョウコちゃんは18歳とのことだけど現役JK?」
数件のメッセージの中には、一方的で私が興味を持てないような書き込み、冷やかし、それどころか一行読んだだけでその気が失せるようなものもあった。
そんな中、丁寧な雰囲気で、質問形式のものに新鮮さを覚え、返答を返した。
「18歳ですが、、『JK』って何ですか?」
相手は30代後半の道内の男性だった。
「JK=女子高生という意味です」
「そうなんですね、、、はい、高校3年生です」
「現役なんだ、、\は初めて?」
「\??」
「あ、『援助交際』という意味です、わかりにくくてごめんなさい」
「いえ、、何も知らなくてこちらこそすいません。初めてです」
「そうなんだ、、あの、『レイプされた』って書いてあったのが気になって、、、よければ可能な範囲で聞かせてもらえますか?
それによければ、、会ってみたいです。
まずはお茶しながらお話しだけでも構いません。
もちろん、お茶だけでも御礼はします」
ちょうどいい、、私はそう思った。
お茶と話だけでもいい、と言ってくれている。
初めての私にはうってつけだ。
知らない相手だし、思い切ってレイプのことを話して、、そんな女の子をどう思うのか、、聞かせて欲しかった。
次の土曜、会うことが決まった。
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