【85.侮辱】
「じゃあ、、次俺いいよな?」
里井がそう言うと、下半身を剥き出しにする。
私は、彼にカラダを起こされ、また裸のまま座らされた。
そして、里井は私の手を取ると繋がれてたバンドの金具を一旦外し、私の手を後ろで組む、、
「い、いやっ、、」
逝かされたばかりで抵抗する力もない。
またしても後ろ手拘束された私の前に、里井が仁王立ちして、
「じゃあ先輩、、しゃぶってください」
私の嫌いなフェラチオを、、しろと言う。
昨日観た、公佳がフェラをさせられている場面を思い出した。
確かに、、男の子が女の子のアソコを舐める、という行為もある。
だが、男の子が舐めるのは女の子が「責められている」、という意味合いを感じ、逆だと女の子が「辱められている」、というイメージがある。
私見だと言われれば私には反論出来ないが。
「早く咥えてくださいよ。また時間稼ぎするつもりなら、、」
「そだな、、、咥えるまでは時間にはカウントしないってことで、、、ね、須藤さん」
咥えたら、、昨日の公佳のような無様な姿を晒すことになる、、、
「あの、、、するから手錠を外してくれない?」
「やだよ、、」
里井は即答した。
「須藤さんの、この格好だけで一生分の『オカズ』にするんで」
ニヤつきながらそう答える里井は、抜け駆けして抵抗出来ない私の胸を揉む。
思わず身を捩りつつ、里井を睨む。
「てめぇ、、ズルいぞ!お前だけ先に須藤さんに触りやがって!」
「お前は、さっき須藤さんを脱がせるとき、散々触ってたじゃねえかっ」
触るとか脱がすとか、、、一人の女として「侮辱」を感じていた。
さっきも強引に逝かされて、、、人の尊厳を無視した扱いに、私は素直にフェラチオに応じる気になれなかった。
「須藤先輩らしいって言うか、、まだ逆らう気力があるんだ」
裸で晒されている私の横に田中が来て、
「さっきの続きだけどさ、、須藤さん、やっぱり犯された連中のフェラもしたの?」
嫌なことを聞く、、、
怒りが増幅した私は黙ってたが、、
「、、答えねえ気かよ、、、」
田中が私の顔を覗き込む。
怖い顔で私を睨んでいるが、元々、後輩相手に怯む私ではない。
「須藤さん、、今日はえらくツッぱるんだな、、、
ならさ、、、」
亮太が何やらまた持ち出す。
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