【77.要望】
また今日も、亮太の部屋に通された。
三時間、、、
それが私を拘束する時間だ。今日はそういう取り決めだ。
その三時間のなかで、各々が私に要望をひとつずつ出していいことになっていた。
「あの、、須藤先輩へのお願いって、、こんな感じです」
この子たちは昨夜からそのことばかりLINE上で話してたらしく、スマホを亮太から差し出された私はそれを読んだ。
「須藤さんの服脱がせて裸にする役は俺で」
「東雲みたいに手を縛った須藤先輩にフェラさせて顔射!」
「レイプされたときの話聞きたい」
「須藤先輩のオナニーみたいな」
中には冗談でも聞きたくない、絶対出来ないようなことも要望に挙がっていたが、、私には基本、「拒否権」はなかった。
ただひとつだけ、
「須藤さんと二人きりでやりたい」
、、と、他とは性質の違うものが、、、
希望者は潔だった。
「んじゃ俺の番になるまで、、亮太、リビングに居ていいか?」
潔はそう言って部屋を後にした。
「じゃ先輩、、時間もあんま無いし、、、」
亮太のその言葉が、開始の合図となった。
それぞれの要望の性質上、まず中原の希望通り私は裸にされる。
そのあと先に田中の希望である「公開オナニー」、そして亮太の望みで、また縛られて口でされられ顔に出される。
で、行為のあいだ里井の希望である「レイプ談」を話す、というより質疑応答の形になるであろう、、恥ずかしい質問でも答えなければならない。
私は既に、、絶望の底にあった。
ベッドに腰掛けている私の横に、中原が座る。
「お前らよく見てろよ、、今から須藤先輩を脱がせるぜっ」
威勢とは裏腹に慣れない手つきで、私のブラウスのボタンを外し始める。
思わず抵抗の手が動いてしまうが、、、抵抗しても仕方がない、それでは約束を破ることになるし、どのみち力づくでやられるだけだ。
それくらいなら潔く、、とは思っているのだが、、、男の子たちの前で無抵抗で裸にされていくのは、、思いの外、惨めだった。
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