【76.ズタズタのプライド】
「へへっ、、俺たちの最高の二日間だよな、、
昨日は東雲、今日は須藤先輩とヤレるんだから、、」
里井が放った言葉にドキっとした、、、
悪夢が蘇る、、、
自分が決めたこととはいえ、、また男の子に犯される、、、
あからさまに怯えているのが伝わったのか、男の子たちが黙り込む、、、
気まずいと思ったか里井が、
「キヨ、お前が一番楽しみだろっ、、何せ東雲を犯らずに今日のために溜めてんだからな」
そう言えば、、、
今にして思えば、潔が公佳を犯している場面は映ってなかった。
たまたまかと思っていたが、、、
そうこうするうちに亮太のマンションに着いてしまった。
「、、大村くん、、昨日公佳と、その、、、」
「してませんよ」
潔はきっぱり否定した。
「そ、そうなんだ、、てっきりその、、、」
「その、、何です?別に全員で犯らなくてもよかったんですよね?」
確かにそうだが、、男の子たちにとっては公佳と出来るというのは大チャンスだったんじゃないか、、と思ったが、、、
「人のことより、、もうすぐ須藤さんの番ですよ」
潔の言葉に思わず歩が止まった。
そうだった、、、
昨日の動画の公佳と同じく、男の子たちの前で裸にされて、、感じさせられて、、、また惨めに犯されるんだ、、、今から、、、
「お邪魔しまっす」
「おっ、来た来た、、、ってか、今日も須藤先輩、、、」
「なっ?俺たちも言ってたんだよっ、、須藤先輩の私服って、、いいよなっ」
今から酷いことを私にする男の子たちに、褒められても少しも嬉しくはない。
「、、お邪魔します」
サンダルのフックを外すのに脚を上げる。
スカートが、そんなには短くはないのだが男の子たちが一斉に私の脚に、、スカートを覗き込むかのように視線を向けてくる。
今から裸にすれば、下着どころか私の大事なところですら、、あなたたちは見放題でしょ、、、
それなのに何で今からわざわざ辱めるの、、、
これでも中高でバスケ部の部長を務めた。
それは私の誇りだった。
別に男の子からの支持なんてどうでもよかった。
そんなことより、自分に誇りを持ち、研鑽してきたことが私の自信だった。
でも、、もう全てが打ち砕かれた。
いや、、これから更に粉々にされてしまう、、、
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