【75.顔射制裁】
交代で公佳に挿れていた男の子たちだが、
「さて、そろそろ出しちゃおか」
フィニッシュのコールで、次々に男の子たちは射精した。
「ま、待って、、中だけはやめてっ、、あんっ!」
私が、中にだけは出さないようにと念押ししておいたのでそれはないとは思っていたが、
「や、やめてっ!お、お願いっ、あ、、あんっ!他なら何でもするからっ、、、中だけは、、あんっ、、、お願い許してっ!」
強がっていた割には泣き言を並べる公佳だが、私はどちらかというと同情した。
中に出される絶望感は、出された者しかわからない。
「じゃあさ、東雲、、、顔ならいいよなっ?」
「えっ、、顔っ、、、あっ!」
避けようとする公佳の顔を押さえつけ、最初の射精者である田中は、勢いよく、しかもかなりの量の精液を公佳の顔にぶち撒けた。
「い、いやだっ、、、ううっ、、、」
公佳は、「顔射」制裁された、、、
私は限界だった。
ここで動画を見るのを止めた。
「そうなんですか、、そこまでしか見てないんですね、、、
そのあとも東雲は亮太たちにも、、、」
「、、、そんなの、説明してくれなくていいから」
私は、続きの説明をしようとする潔の言葉を遮った。
それ以上は語ろうとはしなかった潔だが、
「須藤さんて、、私服、いつもこんな感じっすか?」
「えっ?」
潔の唐突な問いに驚いていると、
「潔っ、、待てよっ」
後ろから潔を呼ぶ声がした。
里井と中原だ。
「、、田中は?」
「大毅なら先に行ってんじゃねえかな、、、
それより何だよ、抜け駆けか?須藤先輩と二人きりでよ、、、」
二人きりとか、、そんな言葉にも嫌悪した。
「そこでばったり会ったんだよっ」
「そんなのことより、、先輩、私服もいいっすね」
えっ、、、潔と同じことを言われ少し驚いた。
これは後から聞かされたことで、、くれぐれも私の言ではないのだが、、、
私の客観的イメージはとにかく「清楚」、らしい。
毅然としていて「怖い」というイメージもあるらしいのだが、制服もうちの高校のものはシックなタイプで、私のイメージには合っているらしく、そして私服のチョイスが、
「響子は、ガーリーの一歩手前で上手にコーデするよね」
と友達から評されたことがある。
いささか意味か不明で尋ね返すと、
「それ以上いっちゃうと下心なのよね。狙い過ぎって言うか、、、そこを上手く『清楚感』が出るように止めてて絶妙なの」
その時は、褒められてるみたいだからいいか、という程度しか思わなかったが。
そして、それは「犯す」側の男たちにとっては凌辱するに相応しい女の服装、、だと言うことだった。
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