【7.晒し者】
さすがに、、限界だった。
出来るなら、、このブラ姿だけで許してもらえないものだろうか、、、
ブラの上からなら触らせてもいい、、
それに、、、
男の人は「射精」さえすれば一応の満足は得られるはず、、、
射精のための手伝いならするから、、、
どうか、これで終わりにしてもらえないか、、、
そんな甘いことを考えていた。
が、そんな考えはすぐに打ち砕かれた。
「いつまで隠してんの、、、貸しな、それ」
私は、キャミで胸元を隠していたが、、渡すよう命じられた。
それなら力づくで奪えばいいじゃない、、、
まるで、私に服従の意志を示させるかのようにこの男は逐一命令する。
仕方なくキャミを差し出すと、
「ブラの肩紐をずらしてよ」
「、、、えっ?」
一瞬、言われた意味を理解出来なかった。
どうやらブラの肩紐を外して、手から抜けと言っているようだった。
サイズがきつくなってきていたので、肩紐を外したくらいでは落ちないが、、、
何だか不安な状態だった。
もし強引にずらされてしまえば、胸が露わになる。
この格好でも十分「晒し者」、だ。
男が、ポケットから何かを取り出す、、、紐のようだ。
「じゃお姉ちゃん、、手を後ろにしな。縛るから」
私はその言葉に背筋が寒くなった、、
縛るって、、、
そんなの、されたことない、、
普通に生きていたら、そんなの一生体験せずに終わること、、そんな感覚だった。
それに、単純に怖かった。
※元投稿はこちら >>