【73.因果】
「ただで済むかって?」
私は咽び苦しむ公佳に聞き返す。
「ただで済むんじゃない?現にあんなことしたあなたはただで済んだんでしょ」
睨みつけてくる公佳に、私はさらに、
「あ、、でも今からは『ただ』では済まないから」
私がそう告げると、田中に続き里井が公佳に咥えさせた。
「むぐぐっ、、!離せっ、離せってば、、むぐぐっ」
男の子5人がかりで逃げられるわけがない、、、
そして、待ちきれないとばかりに中原までもが公佳の胸を弄び、ブラウスをボタンを外しにかかる。
「な、何よっ!口でするだけでしょ!」
「わかるよ、、公佳。私もそうして脱がされたもの、、、でもあなたは助けてはくれなかったわよね。因果ってやつよね」
「むっ、、、好きにすればいいじゃない、、、あんたみたいに情けなく許して、なんて、、私は言わないからっ」
ここまで言われたら、却って同情せずに報復出来ていい、、、
「好きにしていいんだなっ、東雲っ」
「あ、アンタに言ったんじゃないわよっ!」
往生際は悪いみたいだ。
「私に言ったんでしょ、公佳、、?
なら私は好きにするね。
私は別にあなたに何もしないけど、、、この子たちが何をするのも『許可』するから」
「『許可』って、、、何様よっ!」
遂にはブラまで捲られ、既に涙声となりつつある。
「じゃあ須藤さん、、東雲は好きにしていいんですね?」
さすがに回答を躊躇った。
やはり同じ女として、今の公佳の屈辱はよく理解出来る、、、
しかし、私にその屈辱を与えたのはその公佳だし、、、
「いいですよね?須藤さん」
念を押す潔に、、私は無言で頷くと、すぐさま公佳から視線を逸らした。
「いやぁっ!!」
胸を鷲掴みされ、大声を出す公佳だが、口を塞がれる、、、
男の子たちは、「どうせならさっさと挿れよう」、ということになり、下着を奪われた公佳は脚を開いた格好で座らされ、、まずは亮太のモノから挿れられた。
「うううっ、、、あっ!」
公佳が泣いているのが解る、、、憎しみはあるが見るのは忍びない。
「須藤さん、、撮らないと、、、」
潔が私のところに来て、公佳のレイプ・シーンの撮影を促す。
これさえ撮ってしまえば、公佳は誰にも話せなくなる。
レイプではない、絶頂シーンの動画をばら撒かれただけで私がどんな目に遭ったか、、公佳が一番知っているからだ、、、
「な、何するのよっ、、撮らないでっ!」
犯されることそのものよりも撮られることのほうを嫌がる公佳、、、
私は報復に成功した。
だが、、喜びや満足感のようなものを感じてはいない。
それに、、また明日、今度は私が公佳になるのだから。
※元投稿はこちら >>