【68.憎悪】
結局私はそのあと、数時間に渡り、兄弟の手で犯された。
ようやく帰ってきた親の制止で解放された。
しかし、あいにく先に帰ってきたのが父で、私は不幸にも父親にも裸を見られるハメになった。
ずっと縛られていたの隠すことも出来ず、気のせいか、縄を解く父の手が遅かったように感じた。
父も、、数年ぶりの娘のカラダで興奮していた、、のだろうか、、、
その後は母も交えて我が家は大変な修羅場と化した。
無理もない、、、
娘が暴行されただけでなく、その加害者に息子たちまで加わり、、、父の怒りと母の悲しみは相当なものだった。
何で、、何で私たちだけがこんな目に、、、
もちろん犯人たちは全員警察に捕まり、相応の罰は受ける。
最初の3人組の実刑は確実らしく、潔と亮太も私の訴え次第では、退学どころでは済まない。
しかし、、公佳はというと、、、
ふと彼女だけが大した咎めもなく今もほぼ普段通りの生活をひとり送っている、、、
聞けば富豪の公佳宅では、お金の力で罪を間逃れたらしく、、、
そんなことが許されていいのか、、、
私は3人組はもちろん、亮太や潔を許すつもりはない。
無論、兄も弟も、こうなれば私を凌辱した男たちと同じだ。
それと同じく公佳も許すつもりはなかった。
【第3章 完】
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