【63.自業自得】
着替えを見せるのは抵抗があったので、その間は弟は外で待ってもらった。
弟は、ソックスやインナーに至るまで当日のものを、と求めてきたが、ショーツだけは持ち去られたと正直話した。
「で、、姉ちゃんはすぐ犯されたの?」
ストレートな質問に戸惑いながらも、落ち着いてそうではない、と事の経緯を話した。
例の、従えば犯しはしない、と騙された件だ。
交換条件に、上半身を裸にされた、と。
具体的な経過も、弟は尋ねてきた。
ブラウスは結果、自分で脱ぎ、そのままキャミも脱いでまずはブラジャー姿にさせられた、と。
「その通りしてみせてよ、、ここで、、今」
話すだけでも辛いのに、、、
「啓介、、それは許して。お姉ちゃん、、その時物凄く悲しかったし悔しかったんだよ、、、
それを啓ちゃんに見せるなんて、、、」
「何度も言わせんなよっ!誰のせいでそうなったんだよっ?自分が悪いんだろがっ!」
えっ、、私が悪いの?
襲われたのも私が悪かったから?
そこは納得いかない。
弟に反論したが、
「俺の転校は姉ちゃんのせいだ」
、、そうよね。
啓介には何の罪もない。
その償いとして、今、啓介の望むようにしてるんだった、、
「ごめん、、お姉ちゃんのせいよね」
何年ぶりだろう、、啓介の前で服を脱ぐなんて、、
下着姿の私を、啓介は凝視した。
私は啓介に誠意をと自分に言い聞かせ、ショーツも啓介の前で脱いだ。
「この時点で、、パンツも取られてたの」
ブラの肩紐をずらし、
「ここまで自分で脱いで、、ここで後ろ手に縛られたの」
少し考えていたようだが、啓介は意を決したかのように、私の部屋から適当な縄状のものを探し出し、私を縛った。
「縛られたあとは、、姉ちゃんどうしたのさ?」
「、、何もしないよ、、縛られたから。させられただけ、、、」
泣きながら答える。
「されられって、、何をさ?」
恥ずかしい、、、
弟にこんなことを告白しなければならないとは、、、
「啓介にわかるかな、、『口』でさせられたの、、、あと、胸は触られたわ」
「それくらいわかるよっ、、、じゃあ、ブラは取られたってこと?」
「、、、そうだよ」
そう言うと啓介は、容赦なく私からブラを剥ぎ取った。
情けない、、、
弟の前で胸を晒し、隠せずにいる、、、
「姉ちゃんのおっぱい、、、綺麗」
思わず啓介が漏らした言葉に、恥ずかしくなる。
「あ、あんまり見ないで、、、私たち姉弟だよ」
弟はすっかり興奮してしまっているようで聞いていないようだった。
それどころか、自分の制服のスラックスを脱ぎ始め、、、
「な、何する気?啓ちゃん、、」
私も、何年かぶりに啓介のアレを見せられた。
黒光りする異様な姿に思わず目を逸らす、、、
「コレと同じもんを咥えたんだろ、、、俺のもしてよ」
私は怖くなった。
「ま、待って、、それは、、、」
「出来ないなんて言わせないぞ姉ちゃん、、、自分が悪いんだろ、、、」
弟の言葉に、、私は観念した。
私が悪い、、、響子、あなたのせいだから、、、
これは罰よ、、弟のモノを咥えさせられるなんて、、、でもあなたにふさわしい罰だから。
私はまた涙しながら、弟のモノを頬張った。
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