【5.降伏】
男の言ってることは勿論解る、、、短い時間ながら私は考え抜いた。
どうせ拒んでも犯される、、、
約束を守ってくれるとは限らないが、時間を稼げば誰か助けが来るかも知れないし、、、
私は決意した。
どうしても彼以外との行為なんて避けたい。
上半身だけなら、、、
胸を揉まれるくらいで済むならそのほうがマシだ。
「、、わかりました」
私はそう返事した。
「わかった?わかったというのは従うということ?」
こちらは降伏したというのに、いちいち念を押された。
「、、はい」
私は撫然と答えた。
「なら『従う』、と言え」
何故そこまで言わなきゃいけないの、、、
ただでさえ辱められているのにその上に、、、
私が押し黙っていると男はまたスカートの中に手を入れてきた。
既に下着は奪われており、恥部に男の指が触れた。
「きゃっ!、、、従うと言ってるじゃないですかっ!」
「いや、言ってないよね、、、いいか?もう一度言え、、『従います』ってね。あまり怒らせんなよ」
私は屈辱を覚えながらも同時に恐怖を感じた。
怒らせるのは得策ではない。今は被害を最小限にして逃げることを考えねば。
「、、、従います。だから、、あの、下着、、返してください」
脱がされたままなのも、下着を取られたままなのも癪だった。
スカートがあるので直接見られたりはしていないが、下着を付けていないままなんて、、、
「一応預かっておくよ。もし姉ちゃんが逆らったらすぐ犯せるように、な。終わったら返すよ。
じゃあ、、早速脱いでくれるかな?」
その言葉にドキっとした。
脱ぐ、、、
裸になる、、
裸を見せる、、、彼以外の男に?
これだけでもとてつもない恥辱だと、、今気づいた。
上体を起こし、芝生の上に座り込む私を、三人が囲んでいる。
下着をつけていないことが不安で、膝を閉じ、思わずスカートを押さえる。
同時に、脱げと命じられ胸元も閉じてしまう、、、
「脱げないの?、、なんなら脱がせようか?」
そんなの、、同じだ。
どちらだって恥ずかしいし屈辱だ。
「さっきも言ったろ、、怒らせるなよ、、早く決めろよ」
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