【41.終わり、、終わらない】
「手を離して」
手を引っ張り上げられたままでは、、何だか屈辱感があった、、、
十分屈辱は感じているが、、、
「そんなのいいから早くしろよっ」
潔は私の頭を乱暴に掴み、
「きゃっ!、、な、何するの、むぐぐっ!」
無理矢理口に捩じ込ませた。
「むうっ、、ぐほっ!」
咳き込んで一度吐き出したが、今度は後ろから亮太が私の頭を掴み、口の中に潔のモノを戻した。
「うぐぐっ、、、」
「ううっ、、マジたまんねぇ、、、口でしてもらうのって、こんな気持ちいいとはっ、、」
「中に挿れたらもっと気持ちいいよっ」
公佳、、、見てたのっ
「東雲、、そこまで言うなら今度ヤラせてくれよ、、、」
「まだ言ってる、、、嫌に決まってるわ、、今は須藤先輩に気持ちよくしてもらって」
何度も公佳にも絡む亮太だが、、さっき射精したくせにまだ私のカラダに群がってくる、、、
「うぐっ、、ぱぁっ!い、嫌っ、、むぐぐっ!」
亮太に後ろから胸を鷲掴みにされ、驚き口を離すが、また咥えさせられる、、、
「あっ、、もう無理っ、、逝きそ、、、」
潔が情けない声を出す、、、
また口に出されるのだろうが、、顔にかけられるよりはマシ、、、
精液まみれの顔なんて、公佳に見られたくない。
「で、、出るっ!」
「うぐっ!!、、、」
酷い量の精子を、、潔は私の口に出した。
気持ち悪い、、、
しかし、これで終わりだ。
悪夢のような夜がやっと終わる、、、
安閑ともしていられない、、、
中に出された精子を、、無駄かも知れないけど何とかしなきゃ、、、、
私は、解放されると思い込んでいて、既に次のことばかりを考えていた。
「ごほっごほっ、、、済んだでしょ、、縄を解いて」
未だ裸で拘束されたままの私は、さすがに疲労しへたり込んでいた。
てっきりもう縄を解いてもらい帰してもらえると信じ込んでいたのだが、、
「、、きゃっ!」
またしても私の両手を掴んだ潔は、そのまま私を押し倒し仰向けにした。
長い夜なのに、、私は今夜初めて空を見た。
こんな夜空の下で、、裸で私は、、何をしているのだろう、、、
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