【38.脅し合い】
もう一つの拷問、、、それは男の子たちに「口で」、することだった。
忘れてくれてたら、、と淡い期待もしたが、、
「さぁ、次は先輩、、口でしたげてください、、こいつらも出したくて我慢してると思うんで」
「東雲、、何でお前にそんなこと判るんだよ、、、お前も彼氏の、してやってるから?」
「うるさいわよっ、、そんなの当たり前でしょ?事実、須藤さんに咥えて欲しいでしょ?それとも要らないの?」
そう公佳に言われると、二人は挙って制服のスラックスを脱ぎ始め、そして一気にトランクスまでずり下げた。
疲弊したなかでも、、私は意識してそれから視線を逸らした。
「じゃあ、、あっち行ってるから、、、あんたらのモンなんて見たくないし」
「待てよ、、東雲からちゃんと須藤先輩に命令してから行けよっ」
左右からイチモツを差し出される、、、
数十分前にも見せられた、、、彼氏以外の男の人そのもの、、、
実際のところ、彼のモノだってじっくりと見たことはない。
恥ずかしくて見れなかった。
「それより、、さっきの動画、、消して」
あんな動画、、万一人に見られたら、、、もう私は生きていけない。
「はぁ?、、ホントこの期に及んで『上から』ですね、、、
須藤さん、、何なら人呼びましょうか?」
いくら脅されても、あの動画だけは捨て置けない。
「、、いいわよ、、動画ばら撒かれても人呼ばれても同じよ、、、
その代わり絶対にあなたたち、、警察に突き出してやるから」
私の脅しに一瞬場が静まりかえったが、、
「いいじゃん東雲、、、わかりましたよ、消しますよ。
、、、けど須藤先輩、、代わりにお願い聞いてくださいよ」
、、嫌な予感しかないが、、聞いてみるしかないのも事実だ。
「あ、言っとくけどちゃんとしゃぶってもらいますよ、、、
で、その前に、、、」
ニヤニヤしながら亮太は言葉を焦らす。
「その前に、、何よ?」
私は、こういう風に焦らされるのが元々嫌いだ。
はっきり言えばいい。
「裸になってやってくださいよ」
裸って、、、ここで?
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