【113.決意の告白】
「いや、ごめん、、無理には話さなくていいんだよ、、ただ、、」
そこでケイスケさんは言葉を止める、、
「ただ、、何ですか?」
「もし今回のことが『破談』になるとしたら、、君はその後どうするつもり?」
えっ、、、
急に言われても、その後のことなんて考えてない。
「この間の話からすると、君は満たされるまで延々と相手を探すことにならないかな、、、
もちろん、僕よりベターな相手が見つかる可能性もあるだろうけど」
そういうこと、、か。
冷静に聞けば、ケイスケさんの指摘は的を得ている。
私も再確認した。
私の一番の目的は、受験に集中するためにカラダの欲求を満たすこと、、それだから。
もちろん、レイプのトラウマと向き合うことやお金のこともあるが、、最重要はそれで、つまり、、、
ケイスケさんの話に乗れば、遅くとも明後日、、いや、もう48時間を切っている、と言っていい、、、
男の人に抱かれる。
「抱いてもらえる」、なんて発想をした自分に怒りを覚えたが、、、それでもケイスケさんの話を拒もうとしないのは、私がもう、それだけ追い詰められているのだろう、、、
さすがの私のプライドにも、限界が来たということだ。
「最初、、男たちに『上半身を好きにさせれば挿入せずに帰らせてやる』、って言われたんです」
「、、キョウコちゃん、、無理して話してるのでは、、、」
私はケイスケさんの言葉を遮って続けた。
でないと、、また躊躇ってしまいそうだから。
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