「おお、、この子か?斉藤の新しく出来た弟ってのは?」
僕はリカさんに連れられ、会場となるリカさんたち三人の友人であるジュンさんという男性宅に来た。
「あの、、はじめまして。篠原です」
「ああ、よろしくね。よく来たな、入んなよ」
リカさんと僕は先にジュンさん宅に行き、あとから来るユイさんとショウ子さんを待つ。
僕は隣の部屋に、ショウ子さんには内緒で身を潜める。
「へぇ、この子か、、斉藤のお気に入りは」
「そうよ、アキト君よ、、アキト、新堂さんよ」
リカさんに、もう一人の今日男性ゲスト、新堂さんを紹介される。
「アキト君か、、ケイスケです。今日は頑張れよ」
頑張れ、と言われると、、、何だか悪いことでもするような、、、
事実、悪いことをするのだとは思うが、、、
このあとユイさんとショウ子さんを加えたこの5人の人たちでパーティーが開かれる。
アルコールを交えつつ、リカさんのプランでは、いわゆる「王様ゲーム」が展開されていく。
内容はだんだんに「アダルト」なモードへと展開していく。
最初は、ショウ子さんに怪しまれぬため、それにショウ子さんのガードを解くためにリカさんとユイさんが体を張ってくれる、らしい、、、
そのあと、、ショウ子さんに番を振る。
「いい?アキト、、条件が二つあるから。
一つは、ショウ子が他の男に犯られるのを我慢して見てること、、いい?
それとも、、見たい?ショウ子が犯られてるとこ」
それは複雑だ、、、出来れば見たくはないかも知れない。
しかし、どうしても外せない条件らしく、飲めないのであればプランそのものが立ち消えとなるらしいのでやむを得なかった。
「もう一つは、、、私への報酬ね」
リカさんは、成功報酬として、以前から僕に求めていたことを実現したいらしい。
考えさせて欲しい、と一日猶予をもらったが、この際僕は、ショウ子さんを抱くことを最優先とし、全てを承知することにした。
「いいかアキト君、、ここの防音は完璧だけど出来るだけ物音は立てないようにな。
宮野がそっちの部屋に行くことはないし、行かせないようにするから」
「アキト君はさ、、そんな宮野がお気に入りなんだ?」
「いや、わからなくはないぜ、、実際宮野はいい女じゃん。堅物過ぎる感はあるけどな」
「アキトにすれば『素敵なお姉さん』、なんだよね、、、あんたらもショウ子とヤれるんだからいいでしょ?」
ショウ子さんと、、か。
僕は、見ていることが出来るだろうか、、、
そんなことを考えていると、インターホンが来客を告げた。
「来たかな、、じゃあアキト君、、隠れて」
ジュンさんに即され、僕は用意されていた部屋に入る。
そこには部屋の様子を見ることが出来るように隠しカメラのモニターとして、パソコンが置いてある。
そこに、、、四か月ぶりに見るショウ子さんの姿があった。
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