「、、、したいです」
少し迷って、、そう答えた。
答えは最初から決まってはいた。しかしイエスと答えることでまたショウ子さんを忘れる道から遠ざかることも怖かった。
どうせ会えないなら、、忘れたほうがいいとも思った。
「何とかしたげようか?ショウ子のこと、、、」
、、、えっ?
あまりにも突拍子もないリカさんの言葉に、僕は固まった。
「ショウ子としたいんでしょ?、、もしかしたら何とかなるかもよ」
、、諦めかけていた。
というより、既に諦めていたと言える。
ショウ子さんのことを思い出すだけで胸が締めつけられる、、そんな思いだった。
ならば忘れよう、、、
そのほうがいいはずだ。
確信さえあった。
しかしどうしても、リカさん、ユイさんに会うとショウ子さんを思い出してしまう。
なら、二人とも会わないほうがいい、、、
しかし僕は、、快楽に勝てなかった。
「ちょっとリカ、、あんた何企んでんのよ」
「何って、、あんただってアキトの願望、叶えさせたげたいでしょ?」
そこでユイさんは黙ってしまった、、、
どうやら、、二人はショウ子さんと僕がまた会える「手立て」を考えてくれているらしい。
「そりゃさ、、私もアキトが可愛いもん。それにいつもこうして相手してくれてさ、、、だからアキトの願いも叶えたげたくなるけど、、、」
「だから、今、そのチャンスじゃない!というか今しかないわよっ」
二人の意味ありげな会話を、僕は全裸で惨めに吊るされた姿で聞き入っていた。
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