犯す、、だなんて、、
そんなつもりは、、、
リカさんの話はこうだった。
これまでの話で、三人ともちゃんと「彼氏」のいる女性だということはわかっていた。つまりショウ子さんも、だ。
ショウ子さんだけは、最近付き合い始めた彼氏で、ショウ子さんが、長い間想いを寄せていた男の人で、それがようやく、、とのことだった。
で、その人との「性交」も、まだほんの数回で、、、
しかも、リカさんが彼女から聞かされていた話では、「まだ、逝かせてもらったことがない」、と。
ショウ子さんにすれば、ようやく念願叶い「彼女」となり、、それが、付き合い始めて数回で、「気持ちよくして」だの「逝かせて」だの言えない、、と。
つまり、、僕は彼氏より先にショウ子さんを絶頂させてしまった、、、
というよりは、ショウ子さんが彼氏より先に他の男に逝かされてしまった、、それがショックなのだろう、、、
これがリカさんの代わりの弁だった。
なら、、どうして、、、
どうしてあなたはここに居るの?
何で僕はここにいるんだろう、、、
「アキト君、、、よかったら私が代わるから、、それでショウ子は許したげて」
「あ、、いえ、そんな許すだなんて、、、
それに嬉しいです、、元々ショウ子さんとユイさん、どちらにしようかな、って思ってたんで」
「え、なにそれ?じゃあ私だけ論外だったってこと?!」
「え、、だってリカさんは、、、」
危うくリカさんとだけの秘密を話してしまうところだった。
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