「あぁ、、負けちゃったね」
「そだね、、でも楽しかったって言うか、、アキト君、、かわいいよ」
ようやく手錠を外された僕は、まだ服を着ておらず、
、リカさんが用意してくれていたバス・タオルで、まだ大きくなったままのアレを隠した。
「じゃあ、、アキト君。リカを好きにしていいからね」
「だから何で私なのよっ?!決めるのはアキト君だからねっ」
「ホントのとこ、、アキト君はさ、、何して欲しい?ってか何したい?」
答えられずにいると、
「やっぱり、、してみたい?」
「、、で、できれば」
「えぇ、、どうしよ、、、」
「まだあんただと決まってないでしょうに」
「でも、、真面目な話さ、負けた以上はアキト君に指名されたら、、潔く、ね」
リカさんが上手く取り纏めてくれる。
「いいよね?ユイ」
まずユイさんから確認を、、、
「う、うん、、、でも歳下って経験ないから、、抵抗あるなぁ」
「そんな言い方しないでっ、アキト君が選びにくいじゃない」
「わかりました、、、じゃあその時は、、、」
渋々、、という感じでもない、、、ユイさんも綺麗で、いい人だなと思う。
「ショウ子も、、それでいいよね?」
僕は、、ショウ子さんの返答に注視した。
「あ、、う、うん」
顔は笑っていても、、頼りない返事だった、、、
が、一応の同意を得、いよいよ僕の希望が叶えられる、、、
「、、し、、ショウ子さんと、、したいです」
なお、このときの僕からの要望が告げられるまでの「心情」を、後日聞くことが出来た。
選ばれないことを事前に知っていたリカさんはともかく、、
ユイさんは、
「私は実はどっちでもよかった。指名されたら指名されたでその「覚悟」も出来てた。選ばれるかどうかの予想は、本当に3分の1で、三人の中では私が一番確率低いかな、と、、、」
で、当のショウ子さんはというと、
「『選ばれたらどうしよう』と『選ばれはしないよ』という二つが、交互によぎっていて、不安でしかなかった。あと、その不安を表に出せば、場を白けさせてしまう、、だから平常心で、、と自分に言い聞かせていた」、、らしい。
※元投稿はこちら >>