「入るよ」
真壁オーナーも、文香を心配してか、やってきた。
「あ、ごめん、、着替え未だだった?、、、文ちゃん、ご苦労様。よく頑張ってくれたね」
真壁が優しく労う。
「でも、まだ私をと望んでくれるお客さんが、、、」
そう言いつつも、真壁に見えそうな胸元をローブで隠す。
「無理しなくていい。もうフラフラじゃないか。初日に二人も三人も相手するなんて無理だよ。麻由ちゃんだって初日は一人で精一杯だった」
え、、、?
また余計なことを、、と恥ずかしくなったが、
「、、うん。もっとも私は二人目をとは思わなかったけどね」
ここは文香を納得させるためやむを得ない。
「うん、、、じゃあ出てるから着替え済ませてね」
真壁が退室する。
「、、、文ちゃん、、嫌な言い方だけど、まだ物足りないの?」
私は思い切って尋ねた。
文香のカラダが未だ求めていて、まだやりたい、というなら、、仕方ない。
「、、ごめんなさい、、怒った?」
「あ、いえ、、、正直言うとヘトヘトです、、それに麻由さんだから怒ったりしないですよ」
安心する私に、
「麻由さん、、私、、惨めでしたか?」
涙を浮かべ文香は私に問いかけた。
私も泣きそうになり、文香を抱きしめた。
「仮にそうだとしても、、、私には文ちゃんのことは言えないから」
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