シャワーから戻ってきた文香は、緊張しているように見えた。というよりは「悲壮感」というか、とにかく覚悟のようなものが感じられた。
二年前、生きていくために真壁オーナーの店に転がり込んだ、そのときの私の覚悟と同じようなものなのかも知れない。
「じゃあ『遊戯室』へ行くよ」
二階への階段の足取りも、、真壁さんと仁志くんの後をしっかりとついて行く。
たぶん、もう覚悟も完成しているのだろう。
「もし、、文香ちゃんにリクエストの什器があれば」
どれで犯されてみる?と聞かれているようなものだ。真壁さんのことだ、悪意はないのだろうが、、、
「、、いえ、特には」
回答が無かったので、真壁オーナーがチョイスしたのは、、よくある「産婦人科の診察台」のようなタイプのもの、、、
「台に乗ってもらう前に、、失礼するよ」
真壁は文香の背後に回り、上を脱がせる。
乱れた文香の髪を優しく直しながら、
「うん、、可愛い下着ぢね、、それに形の良さそうな胸だ」
文香は反射的に胸元を隠す。
今日の文香は、茶を基調としたコーデで、可愛いらしく、かつ清楚感ある上着は既に脱がされてしまったが、こげ茶のスカートは膝より少し上程度の品のある丈で、文香の色白で綺麗な脚が際立つ。
下着は水色で、子供っぽさを感じさせない気品のあるブルー、、自分のキャラを理解出来ているコーデだと感じると同時に、文香の知性をも感じさせる。
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