「、、お疲れ様です。お忙しいのに連日ですいません」
待ち合わせ場所に行くと文香は既に私を待っていた。
この子の性格からして、相手を待たせることはないだろう、、
私はどちらかと言うと待たせてしまうほうだが。
「ううん、構わないよ。割と暇してるの」
「でも、、お嬢さんが」
明日菜のことまで気遣ってくれるなんて、、、今から自分が大変なのに。
「母が喜んで預かってくれるから。孫のほうが可愛いって言うけど、本当みたい」
道々、ほんわかとした話題で、このまま女二人でショッピング、、とかならいい感じなのだが、、、
もう、文香の「初公開SEX」の会場、、つまり店は目の前だ。
「やあ麻由ちゃん、、連日ご苦労様。文香ちゃんもよく来てくれたね」
事務所に直行すると真壁オーナーが出迎えてくれる。
「今日もよろしくお願いします」
言葉には「力」がこもっていた。文香の決意が感じとれる。この子は私なんかよりよほど芯が強いのかも知れない。
「早速だ、、文香ちゃん、シャワー、、使うかい?」
「じゃあどうぞ。ついでにさ、、今、下にキャミつけてるね、、、それを脱いで戻ってきてくれるかな」
真壁の指示に文香は、顔を引き攣らせながらそれでもしっかり返答する。
「うん、、やる気を感じるよな、、余程の事情なの?麻由ちゃん」
お金を求めている、それ以外のことは私にも解らなかった。
※元投稿はこちら >>