「どう?文香ちゃん、、どうやって使うか、想像できる?」
本来であればセク・ハラまがいの質問だが、仕事の性質上、遮るわけにはいかない。
「、、わかるものとわからないものがあります」
それはそうだろうと思う、
、、わかるものがあることが驚きだ。
「たとえばどれが解らない?」
オーナーの問いに部屋中を見渡す文香は、
「あれは、、全く検討がつかないです」
文香が指差したのは、、、
「ああ、、ギロチンね。じゃ、、麻由ちゃん、出番だよ」
出番って、、まさか、、
「え、、ちょ、ちょっとこれは、、、」
「何言ってるの麻由ちゃん、、経験済みじゃないの」
えっ?!、、、
文香が驚嘆の声を上げる。振り向くと視線は私に向けられていた。
「よ、、余計なことは言わないでくださいっ!、、きゃっ!」
抗議する私を無視し、ギロチンとやらに座らされる、、、名前なんか知らないわよ、、、
手際よく私の首と手首を、あっと言う間に固定する、、、
まだ服を着たままだからいいものを、、、それでも十分恥ずかしかった。
「こんな感じだよ、文香ちゃん」
晒し者にされている気分だった。特に同性に晒されたことが殆どないのでかなりの屈辱感だ。
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