さきほど以上に3人は躊躇したが、
「私は選ばれると思わないから」
と、率先して瑞穂が目隠しをし、手を後ろに組んだ。
その様子を見て、景子より先に可奈が同じようにした。モタモタしているとまるで自分が選ばれる自信があるようにとられる。
彼女たちなりに面倒な人間関係があるのだと垣間見た。
それを見て、選ばれぬことを事前に知る景子が悠々と同じくして、いよいよ私は彼女たちの背後に回った。
右から可奈、景子、瑞穂の順に座っている。
3人は私のリクエストでだいたい似たような服装をしていた。
私は「上半身はブラウス姿、下は短めのスカート」を指定した。
上は、色は違えど似た雰囲気だったが、スカート丈はマチマチであった。
瑞穂はかなりのミニであったが、逆に可奈は膝すら隠れていまいそうな程度のスカートだった。
いよいよだ。よくここまで辛抱したものだ、、自分を褒めた。
最早遠慮も躊躇いもない、私は可奈の背後から彼女に手錠をかけた。
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