チェックインの際は、瑞穂が私と親子を装い、2人は瑞穂の友人、という演技をした。
ホテル側からはさしたる詮索はなかった。
部屋に入ると私は早速シャワーを浴びた。
下着をつけずにローブを羽織るだけの姿で女の子たちの前に出るのは堪らない。
「3人とも、、心の準備はいいかな?」
「心の準備って言われても、、、もう3人のうち誰を選ぶか、決まりましたか?」
白々しい質問を瑞穂がする。
「まだ少し迷ってるよ、。それより最終確認です。これがお礼の入った封筒で、受け取ったらもう拒めないということで、、いいね?」
部屋の中央のテーブルを囲むように座る3人に封筒を差し出す。誰も手をつけようとはしない。
瑞穂も敢えて躊躇うように恐る恐る封筒に手をつける。瑞穂に続き景子が、そして、、可奈も封筒を手にした。
「これで成立だね。では3人ともベッドに腰かけて、、この目隠しをして」
え、、目隠し?
3人は驚いたふりを見せた。もっとも可奈はふりではないだろうか。
「目隠しをしたら手を後ろにして。そして手錠かけられた子が僕の相手だから」
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