快楽が体の中に満ちていった。
幸福が心の中を塗りつぶしていった。
体の中で、男が膨張していった。
ピストンがそれまでよりも乱雑になった。
唾液でドロドロになった胸に風を感じた。
その瞬間を待ち望んでいた。
「・・・・う・・・・うぅ・・・・ウゥゥゥゥッ!!」
男は小さな声で呻った。
ズンッと腰を私に打ち付け、一番奥で痙攣した。
ジュワッと熱い液体が、自分の中に広がっていくのを感じた。
ビュッ、ビュッ、ビュッ、、、、
体内が、男の精液に満たされていく。
ビュッ、、、、ビュッ、ビュッ、、、
男は最後の一滴まで放出し、私の体にドカッと崩れ落ちてきた。
荒い息で肩を揺らしている。
顔の汗が首についた。
舌が首を這いまわっていた。
終わった・・・やっと終わった・・・
私はそう思いながら、男の体が退くのを待った。
けれど、男はいつまでも 私の中から出ていかなかった。
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