「ちょ、、ちょっと!なんでさ?沙希」
すぐさままどかが不平を漏らす。
「じゃあアンタ、本当に由貴に警察にチクられていいわけ?
昨日までは脅しだったろうけど、ここで廻したらこの子、本当に警察に行くよ?」
沙希に、、ようやく脅しが効いたのか、、、
「いいじゃん、私らが見てなくても由貴が今から安達にヤラれるのは間違いないんだしさ」
まどかがそれ以上、沙希に逆らうことはなかった。
渋々ながら、不貞腐れた顔でまどかは部屋から出て行く。
男子たちも、
「えー、俺らも白井の裸、見てぇのに、、、」
と不満を漏らすなか、勝見だけが沙希と目を合わせる。
「ま、いいじゃん。慎もそのほうが集中出来るだろうし。
俺はさっきまどかで抜いたからもういいや」
と、率先して出て行った。
同様に、男子たちは勝見には逆らえず、未練がましく部屋をあとにする。
「じゃあ安達、、済んだら言ってね。あっちにいるから」
と言い残し、最後に沙希が出て行った。
もしかして部屋の外で立ち聞き、或いは覗き見してないか、、、人の気配の無くなったのを十分に確かめてから、
「安達、、手錠外して」
私から口を開いた。
「なんだよ急に、、、鍵持ってねえし、、それにそのままでやろうや」
私は何とか安達を説得し、レイプから逃れようとした。
「気は確かなの?さっきも言ったけど私は舞衣の親友だよ?
いくら内緒だからって舞衣に悪いと思わないの?」
安達の良心に訴え、何としても止めさせてやろうとした。
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