桃子は奴隷商人から飼われている間も、逸材として特別待遇を受けていた。
これに対して、身体や容貌が今一だったり、年齢的に衰えてる等もう高値が付きそうにない女は、狭いゲージに閉じ込められて、食事も奴隷商人達の残飯や商店の売れ残りを鍋で煮たドロドロの餌しか与えられない。
そんな下等奴隷の中でも、命令に素直に従う女は、使役奴隷として労働に就かされることもある。
重い鉄の首輪と足輪を嵌められ、鎖を引き摺りながら、奴隷達の餌を作って配ったり、ゲージに入ったままの奴隷達にホースで水を掛けて洗ったり、と言う作業や雑用をさせられ、少しでも落ち度があれば、いや、落ち度が無くても監視する商人の気分次第で、鞭や家畜用の電撃ロッドで痛め付けられるのだ。
その日、20代後半の使役奴隷が、競売に掛けられる桃子の身体を浴室で洗うように命令された。
この使役奴隷の女は、この奴隷市場へは出戻りだった。
以前は高値での競り市に掛けられ、日本人の金持ちに競り落とされた。
奴隷と言っても結構良い待遇で飼われてたのに、飼い主の奥さんに存在がばれ、またここに売られてきた。
命令には素直に従うし、気もきくことから、売られるのは後回しにされ、使役奴隷とされることが多かったのだが、以前ちやほやされた経験があるため、今のゲージに閉じ込められ、ホースの水で身体を洗われる自分が惨めで辛かった。
桃子をバスタブで洗ってやりながら、
「この15歳の女の子は、高値で売れるだろうと特別待遇を受けているが、私だって以前はきれいで可愛くて高値が付いたんだ。」
と思うと、監禁されて溜まったストレスで心が激昂してしまった。
女は、桃子の身体を洗っている途中で、桃子の頭をバスタブのお湯の中に浸けて殺そうとしたのだった。
もちろん直ぐに監視の係に引き離されて、激しく鞭打たれ、電撃ロッドで何度も痛め付けられた。
規則では脱走を計ったり命令に従わない奴隷は、見せしめとして積み重ねられたゲージに入った奴隷達の前で、絞首刑にされる。
女奴隷は直ぐに吊るされることになったが、それを人が苦しんで死ぬのが大好きなあの外国人が停めた。
「絞首刑は美しくなくてはならない。
この女は、もう美しくない。
私が買うから、この場で生きたまま解体してもらいたい。」
外国人はそう言うと、その女の値段の倍の小切手を切った。
これでその女の運命は決まった。
ゲージ内の多くの奴隷達は口を塞がれていたから、残酷なシーンを見せられても声は出せなかった。
ただ、生きたまま解体される女の泣き叫ぶ声が、広い建物内に響き渡った。
右の乳首をギザギザの着いたペンチで挟まれて力一杯引き伸ばされ、伸びきったところで切り落とされた。
左はもっと残酷なことに、両手で使う大型のペンチで挟まれて、切断ではなく、引きちぎられた。
乳首があった先端部分から鮮血を流す乳房は、下から鋭く鋭利な刃物が刺し込まれ、下から上にと胴体から抉り取られる。
乳房が抉りとられた痕には、白い脂肪と赤い筋肉、それに剥き出しになった肋骨が現れていた。
「見ないやつは、この女と同じ目に遇わせるぞ!」
と脅かされて、ゲージの中の奴隷達は恐ろしさ忌まわしさにガタガタと震えながら目を開けてた。
何人もが、恐ろしさに失禁して、下のゲージに入れられた女の身体を汚した。
解体される女は、両手足の付け根をきつく縛られ、その下部で四肢を切断される。
動脈から噴水のように吹き出す大量の出血に、早く失血死して欲しい、楽になって欲しいと皆が望んだが、焼けた鉄の棒が血管を焼き固め、出血を小さくされる。
女性らしい厚い皮下脂肪の下、筋肉を鋭利な刃物が切り裂き、その下の白い骨はノコギリで引かれた。
こうして片足が切断されると、切断した拷問専門の男は、その足を持ち上げて奴隷達に見せながら
「この肉を、しばらくはお前達の餌に混ぜてやるからな。」
と言った。
何人もの奴隷達が、ボールギャグで塞がれている口から嘔吐しかけ、穴の空いてないタイプのボールギャグをされていた奴隷は、またその嘔吐物を呑み込まざるを得なかった。
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