「ご主人様!
彩夏が、彩夏が気を失いました。
もう、もう許してあげてください!」
由利子は必死に治人に頼んだ。
治人はさすがに、気絶した彩夏を固定したベルトは解いてくれた。
しかし、彩夏はまだ気を失ったままだ。
「仕方がないな..」
そう治人は呟くと、隣の由利子のベルトも外してくれた。
「彩夏ちゃん!彩夏ちゃん!
目を覚まして!」
由利子は必死に娘の身体を揺さぶって呼び掛けたが、彩夏は薄目を開けるものの、呼び掛けには答えない。
意識は戻ってないようだった。
「どけっ!」
いきなり治人が二人の前に立った。
「後ろから倒れないように押さえておけ。」
そう言われて、由利子は上半身を後ろから支えて彩夏を座らせた。
治人が彩夏の乳首にベビーオイルを塗りつけた。
由利子は、はっ!とした。
あれは、治人が女奴隷の身体を直火で炙って責める時、その部分に塗るものだ。
まさか!
まだ高校生の娘の乳首に!
治人は無造作にポケットからライターを取り出し火を着けると、ベビーオイルを塗った左乳首を炙ろうとした。
「やめて!」
由利子が叫んだが、治人は全く無視した。
彩夏の目は、軽く閉ざされたままだ。
「数えろ!」
治人から言われて、由利子は条件反射的に、
「1秒、2秒..」
と数え始めた。
ライターの火が、彩夏の形よく尖った乳首にかざされた。
2秒が過ぎ、3秒目になって、初めて彩夏が身動ぎした。
「彩夏ちゃん!彩夏ちゃん、起きて!」
由利子の必死の呼び掛けに、彩夏はうっすらと目を開けたが、まだ視線が定まっていない。
4秒。
彩夏の目に意識が戻り、はっ、として自分の左胸を見た。
「ぎゃーっ!」
その激しい痛みへの叫びは、後ろで聞いていた由利子にも、激しい恐怖を呼び起こした。
「ご主人様は、子供にも手加減は無いのだ..」
彩夏の悲鳴を聞くと、やっと治人はライターの火を消した。
「えーん、えーん..」
彩夏が小さな子供のように泣き出した。
しかし治人はかまわずに、由利子に対して、
「二人とも浴槽に入れ!」
と命令した。
拷問部屋の一角に、浴室が併設されている。
浴槽はかなり大きく深い。
それは女奴隷を、入浴で美しく健康にする為の場所では無い。
簡単に言えば、水やお湯を使った拷問をする場所だった。
由利子は、焼かれた乳首の激痛と未だに太いアナル栓が入ったままで激しい便意に苦しむ彩夏に肩を貸しながら、自分のアナル栓に気を付けながら浴槽にそっと浸かった。
浴槽は深かった。
最近の寝そべって入るタイプと違い、ヘソ位の深さまで冷たい水が貯められていた。
「水の中にしゃがめ。」
治人は二人にそう命じ、母と娘はそっと冷水に身体を浸けた。
激しい便意と体温の低下で、彩夏は再び意識が薄くなってきた。
その時、治人の声で、命令が聞こえた。
「お互い、相手のアナル栓を抜いてやれ。」
由利子は目の前が真っ暗になるような気がした。
しかし、ご主人様のご命令には逆らえない。
由利子は娘のお尻を探り、開いて抜けなくなったアナル栓の先端部分を閉じるレバーを捻った。
「いやっ、お母さん。しないで!」
嫌がる彩夏に対して、
「ダメよ、彩夏ちゃん。
ご主人様に逆らったら、どんな恐ろしいことをされるか...」
となだめ透かし、彩夏にも由利子のアナル栓を抜いてくれるようにと頼んだ。
アナル栓が抜かれると直ぐ、二人のアナルは激しい便意に逆らうことが出来なくなり、二人は自分達の周囲の水が、茶色に染まっていく中に、すすり泣きながらしゃがんでいたのだった。
治人は水槽に浸けられた二人の泣き声を聞きながら、自分は上の階に上がって行った。
「ちょっと飯を食ってくるから、そのまま漬かっとけ。
俺が降りてきた時に気絶してたら、今度は尻の穴にベビーオイルを塗って炙るぞ。」
と言い残してだった。
残された二人は、すすり泣きながら、お互いがどうしてこのような惨めで辛い女奴隷となったかを小声で話しあったのだった。
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