治人は薬をぐっと押し込んできた。
「あっ、来た!」
思わず桃子は言った。
冷たいものが、かなりの勢いでお腹の中に入ってきたのが感じられた。
小さな身体だから、大人の母親や身体が何度かされて慣れてきた姉と違い、一気に200は辛かった。
押し込む治人も、ピストンにかなりの抵抗感を感じていた。
それでも容赦はなかった。
「あっ、あああ!」
注入されるのが、痛いのか苦しいのかよく分からないまま、短時間でピストンが全部押されてしまった。
嘴管を抜かれる時に、
「しっかり尻を締めとけ!」
と言われる。
注入が終わって、桃子が浣腸の恐ろしさ、辛さが分かるまで、ほんの数秒だった。
「あっ、これ..」
心配そうに見守る母と姉に聞こえるように、
「桃子、分かる。
これ、きつい..」
と言った。
由利子も彩夏も、初めてなのに大量の薬を入れられた桃子が、決められた時間を我慢できるなんて思わなかった。
案の定、桃子が苦悶の表情になるまで、1分も掛からなかった。
「ああ、すごくうんこしたくなった。」
はっきりと「うんこ」と言ってしまうのは、まだ幼くて羞恥心が母や姉ほど発達してないからかもしれない。
桃子は四つん這いのまま、身体をくねらせるように動かして、迫り来る便意に耐えようとした。
「先生。身体、起こして良いですか」
と治人に許しを乞い、正座して足の踵でアナルを押さえようとしたのは、子供なりに知恵がある動作だった。
しかし、そのくらいで耐えられるほど甘くはない。
全身にざわざわざわと鳥肌がたち、ぞくっと寒さを感じる。
お腹の中で大きな塊が上下して、アナルから出ようとしているようだ。
「これ、本当に辛い..。
お母さんもお姉ちゃんも、こんな辛いのに耐えてたんだ..」
そう言った桃子の顔は、もう真っ青になっていた。
まだほんの3分も経ってない。
「先生!
桃子、ダメみたい!
おトイレ、行きたいです!」
もう桃子は耐えきれなくなった。
「トイレなんか許すと思うか?
お前が帰ってきた時に、お母さんがどうやってうんちしてたか、見てるだろう。」
さっきまで優しかった治人が、冷酷な口調になっている。
「私も、バケツでするの?」
「床にぶちまけるより、良いだろう。」
「先生に、見られながら?」
「俺だけじゃない。
お母さんとお姉ちゃんからも見てもらえ。」
「先生!
桃子、本当に、本当に苦しいの!
もう、出ちゃう!」
「しっかりしろ!
今日はまだ勘弁してやるが、もう少ししたら、1000cc入れて、栓をして出せなくして我慢させるぞ!」
200ccでこんな辛いのに、そんなに入れられたら、桃子死んじゃう!
そう思いながら、恐さよりいやらしい興奮を感じたのは、親子3人の中で、桃子が一番先天的なMの気質を持っていたからかもしれない。
縛られていない桃子は、激しく便意、腹痛、寒気を味わいながら、いつの間にか両手を思春期独特の未熟な乳房に当て、押し付けていた。
隠すためではない。
乳腺が発達しかけている硬い乳房を、強く揉んだりして圧迫すれば、かなりの痛みを感じる筈なのに、むしろ自分でその痛みを味わうためのオナニーをしているかのようだった。
治人が面白がって、
「両方の乳首を指で摘まんでみろ。」
と命じた。
激しい便意で苦悶の表情を浮かべながら、桃子は必死に自分の乳首を摘まむ。
「この痛みが、少しでも便意から気持ちを逸らせてくれたら..」、と健気に思ってだが、初体験の幼い桃子の腸に注入された200ccものグリセリン溶液がもたらす便意は、その程度で紛らかされる程甘いものではなかった。
便意から来る苦痛が激しい程、自分の胸を責める桃子の指に力が入る。
桃子は両方の乳首を摘まみ、見ていた由利子と彩夏が酷いと感じる程、引っ張っていた。
「ほう?
中1でも、乳首はこんなに伸びるものなんだな。」
治人は桃子の苦悶には注意を払わず、代わりに桃子の右手を払いのけて、自分で桃子の乳首を摘まんで捻ってみた。
「い、痛たっ...!」
桃子の悲鳴がした。
「やっぱり痛いか。」
治人は冷酷な声でそう言ったが、やはりそろそろ桃子の限界が来るのは察知した。
リビングの床に、先程母親と姉がうんこをした後、姉がきれいにしたポリバケツを置いたのだ。
そして、正座したまま苦悶する桃子の両脇に手を差し込むと、一気に持ち上げ、バケツのところまで運んで行き、バケツを股がるように座らせた。
「出してしまえ。」
治人にそう言われたら、もうこの13才の女の子は耐えられなかった。
「出る!」
そう言うと、ビリビリビリッと小さな身体に似合わず大きな下品な音をたて、人生で初めての観賞されながらの排便はじめた。
最初に一気に出た時は、その勢いで肛門が外に向かって破れそうな痛みを感じたが、それは直ぐに治まって、あんなに激しかった腹痛がうそのように治まっていくのが心地よかった。
身体は心地よくても、心はさすがに思春期の少女だ。
「うんこ出すの、先生に、お母さんお姉ちゃんに、見られた..」
バケツの底に溜まる軟便から漂ってくる独特の臭いも、桃子を辛くさせた。
「こんな汚い臭いの出すのを見られたんだ..」
大きな便意は治っていったが、まだ腸の中に残っているようで、少量づつの便が断続的にまだ出ていた。
それが途切れないから、まだバケツから立ち上がれない。
そんな自分が惨めで可哀想になって、ついに桃子は泣き出した。
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