「なら美貴、、自分から話せよ。
説明なしでは、彼らも納得せんだろ。
自分の言葉で説明して、彼らを納得させてやれよ」
でも、、何て話したらいいの、、、
リョウの手から離れた私は、その場に座り込み、、同じように二人は私と面と向かって座った。
リョウたち3人は、私たちの様子を眺めていた。
「美貴ちゃん、、構わないから聞かせて」
ナオトの言葉に遂に泣き出してしまう。
彼らからすれば、私が泣いてることが事の深刻さを示していただろう、、、
あの美貴が泣いてる、、、
そんな風に思ったのではないだろうか、、、
「訳があって、、今からこの人たちに、、、
、、抱かれるから、見てて」
私は極最小限に説明を留めた。
二人はやはり驚いている様子だ。
異なるのは、ケンタが驚愕の表情に対し、ナオトは珍しく怒っているような態度だった、、
「どういうこと、それ、、そんなの見てて、って言われて『はい』なんて言えないよ!?」
どう話せばいいの、、、
「そりゃお兄ちゃんの言うとおりだな。
このまま問いただしてと美貴はしゃべらないだろうから、俺から極簡単に説明するよ」
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