「いいけど、、どこに行くの?」
ナオトの質問に、、私は答えられずにいた。
「、、わかった。構わないよ」
私の様子を見て察してくれたのか、ナオトは快諾してくれた。
同時に、、それはナオトに肌を晒し、SEXを、、いやレイプを彼に見せることを意味していた。
「ナオト、、それがもうひとり必要なの、、、」
「そうなんだ、、ケンタじゃダメなの?」
広瀬建太。
ナオトの親友で、同じくゼミが一緒で、ナオトとの交際を機に自然に友達となった。
ただナオトとは正反対といえる性格で、一言でいえばチャラチャラしている。
アカネとリコ、そして私の共通の認識は、
「ケンタは『無い』」
、、だ。
しかしあくまで友達であり、嫌いなわけではない。
「いや、、ケンタでも、、構わないけど」
私にしては珍しく、歯切れの悪い答えだったのだろう、、
「わかった、、ケンタには俺から話しとく」
ナオトは全て察してくれていて、、それが逆に怖かった。
今から恥ずかしい姿を、、見せるのだから。
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