「ねぇ、、あれ、なに?」
女性の声だった。
幸か不幸か、女性に見られてしまった。
「え、、、女?」
聞こえてくる声の大きさからして、ベンチから少し距離を置いたところで、二人は立ち止まったようだ、、、
胸はもちろんのこと、、アソコも、、見られてるのだろう。
そう考えると、恥ずかしくて自分でも真っ赤になっているのがわかるほどだった。
「だ、、大丈夫ですか?」
男性の声がする。
私は何て答えよいのかわからずに、出来ることと言えば、可能な限り顔を下げて相手に見えないようにすることと、、知り合いでないことを祈るだけだった。
「縄、、解いたげたら?」
今度は女性の声がする。
声の感じからして私と変わらない年齢のようで、益々恥ずかしかった。
「あっ、、いえ、いいんです、縄は解かないで」
私はリョウから命じられてる通り、縄を解いてもらうことを拒んだ。
「ねぇ、、行こ。何か変だよ、、、どこ見てるのよ!、さ、行こ」
きっと私のアソコを見ていたに違いない。
悔しい、、、知らない男の人にアソコ、、見られた、、、
尊厳を粉々にされた気がした。
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