「シンジさんたちに聞いたぜ。その日も地味な格好で行ったんだってな」
リョウが指定してきたのは、あの城址公園のある駅に、夕方の5時だった。
「そんなことだと思って、、ほら」
私は紙袋を渡される。
「、、何ですこれ?」
袋の中を覗くと衣類が入っている。
「今日の衣装だ。今すぐ着替えてこい」
私は逆らうこともできず、言われたとおり近くの多目的WCに向かった。
前回同様、Tシャツにジーンズで来たのだが、、、
中に入り、袋から服を取り出してみると、、、
上はノースリーブ、、そして下はかなり短いスカートだった。
「こんなに短いと、、見えちゃうんじゃ、、、」
しかし、着ないで戻ることも許されまい、と思い諦めて着ているものを脱ぎ、それらに着替えた。
思ってた以上の短さで、油断すると下着が見えてしまう。
私は元々ミニが好きで、少し自信のある脚を出したい、、という思いは普段からある。
しかし過剰な露出は、プライドのない、男に媚びた女がすること。
そう思っていた私は、まさにそんな服装をしている自分が情けなかった。
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