「お待たせ、、ごめん遅くなって、、、」
私はアカネに呼び出され学校近くのカフェに来た。
あまり避けてばかりいると余計に心配させるし、それに、、疑われる。
平静を装い、私はアカネの正面に座る。
当たり障りのない会話を小一時間交わし、そろそろ帰ろうか、、というタイミングで、
「美貴さ、、何か隠してることない?」
その言葉にドキっとした。
恐らく、、表情にも出てしまってたと思う。
な、、なんで知ってるの?
誰から、、聞いたの?
冷静に考えたらアカネに知られるはずはない。
動揺していた私は、不意をつかれ泣き出してしまう。
「ごめんアカネ、、でも言えない」
こう答えるのがやっとだった。
アカネはそれ以上追及することはしなかった。
「構わないわよ。言いたくないこともあるだろうから。
話したくなったら言って。
何でも聞いたげるから。
リコも私もね」
リョウに再び犯される日が明日に迫っていた。
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