「あ、、そろそろ縄を解いてください」
溜まりかねた私は、出来るだけ穏やかに言ったつもりだったが、、気が利かぬ彼らの所業に苛ついていた。
もう用は済んだはず、、女の子をいつまでもこんな格好にしておくなんて。
せめて肌でも隠してくれればいいのに。
私は意識して脚を閉じたが、胸元だけは隠しようがなく晒されたままだった。
「あ、ああ、、リョウさん、縄解ける?」
縄を解きに私の背後に来たリョウさんに、、先程のことを尋ねてみる、
「あの、、さっき撮ってましたよね?」
しばし無言のリョウさんが、、縄を解き終え、
「ああ、、撮ったよ。見たい?」
ようやく解放された私は、その返答より先にとりあえず片手で胸元を隠し、もう片方の手で破かれたシャツを取りカラダを隠した。
「見たくありません、、あの、、消してください」
またしても沈黙を作るリョウに、私は苛立ちながらも、
「あの、皆さん、、服着たいので先に帰っていただいて、、」
暗に解散を促そうとする私に、
「あ、どうぞ服着てください。それにちゃんと送りますよ、、」
※元投稿はこちら >>