「いよいよ来月か、、、
いいなぁ、、24でもう結婚なんて」
アカネは卒業以来、同じ関東に居たのだが、お互いに多忙で、ようやく半年ぶりに会うことができた。
「僕がいないほうが出来る話もあるだろうから」
と、ナオトは茶化しながら私だけで行ってこいと言ってくれた。
「へぇ、、意外だね。
ナオトがそんな上手かったなんて。
美貴がどんな顔で犯されてるか、、見てみたいよ」
「犯されてるんじゃないわよ!」
今ではすっかり笑い話だ。
既にナオトのご両親とはお会いさせてもらった。
東北の、ナオトのご実家にご挨拶に行ったとき、、、
やはり結婚ということである程度の事情は話さねば、とナオトに言った。
ナオトも性格上、親に隠しごとは、と、、、
いったいどこまで話すべきなのやら、、と、道中迷い迷ってナオトの実家に着いた。
ご両親ともとても優しい方で、初対面というのに耳障りな話をお聞かせせねばならないことが申し訳なく思えた。
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