辛かった、、、
ナオトのその一言だけで、私はまた泣きそうになるが、ナオトは続けた。
「でも僕以上に美貴ちゃんは辛かっただろ?
だから、どうしたら美貴ちゃんのためになるか、、、それしか考えてない。
僕の辛さなんてどうでもいい」
私は、、、もう悩むのを辞めることにした。
私が悩むということは、ナオトに辛い思いをさせることになる、、、
私は、、泣くのはこれ で最後にしようと誓い、ナオトの胸で思いっきり泣いた。
それから三か月、、、
私たちは卒業し、それぞれが社会人となり働きはじめた。
しかし以前として、私は悪運に取り憑かれたままだった。
悪運、、というのは虫がいいかも知れない。
元はと言えば私が原因を作ったのだから。
しかし、、私と同等に責任のある人間に蔑められる筋合いはないのに、、、
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